心に響く名言

 

忘れもしません、あれは中学生のころ…。

 

しつこく言いますけど、私にだって中学生のころが!って、もういい?

ですよね…。

 

で、中学校のカリキュラムって、あれがあるじゃないですか、あれ。

 

そう、家庭科。

 

これが私、大の苦手でして。

 

今でこそ、洋裁や編み物なんかをしておりますけれども、

当時は家庭科の授業を死ぬほど忌み嫌っておりました。

…体育の次くらいに。

 

刺繍なんかやらされた日には、内心大ブーイング、

なんでこんな面倒なことを!ってイライラもマックスでした。

家庭科の課題はほとんど母に押し付けておりましたから、課題のパジャマもスカートも完璧に仕上がるわけですが、担当の先生の目には、自分でやっていないことがバレバレだっただろうなと推察されます。

 ・・・子どもって、どうしてバレないと思うのでしょうね??

 

でも、どうしても、持ち帰れない課題もあるわけでして。

 

「調理実習」

 

これが難題。

まあ私ひとりでやるわけではありませんから、

女子力の高い友人の後ろに隠れてお茶を濁すのが常でした。

 

でもある日、とうとうやらかしてしまいました。

なんと・・・49倍の塩を投入!(←ひどい)

 

 

お題(メニューともいう)はミートソース。

失敗なんてしようのない課題だと思うのですが、

それでも嫌いな人というのは、なにがしかの失敗をするものでして。

 

黒板に書かれた作業工程(レシピともいう)を見て、

 

「塩小さじ7杯を入れる」

 

と書いてあったので、入れたのです。・・・入れるでしょ?だって書いてあるんだもの、黒板に。

でも、できあがったミートソースをみんなで試食してみたら、

 

「からい辛い!」の大合唱。

 

私もどうしてこんなにからいのだろう、指示通りにやったのにおかしいなあと、そおっと黒板を見直しましたら、ありました。

 

「塩小さじ1/7杯を入れる」

 

って。

 

 

・・・・・・・・。

 

いや!待って!

 

言い訳させてくださいっ!

黒板のメニューもね、こちらのミスを誘発しそうな感じだったんです!

こんな感じ。

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ね?ねね?

なんとなく「7」が強調された感じでしょう?

たぶん、後から「1/」を付け足したんだと思うのです!

 

でもまあ、これに気づいた時は慌てふためきました。

 

塩、49倍?

 

・・・そら辛いわー。(←妙に納得)

てか、小さじ1/7って、量りにくない?(←人はそれを逆切れと呼ぶ。)

そこは小さじ少々でいいんとちゃうん?(←誰に聞くまでもなく、世間ではそれを責任転嫁と言います。)

 

中学生の調理実習なんて、ワイワイガヤガヤ、落ち着きがないのが定番ですから、塩を投入したのが誰だったかなんて、誰の記憶にも一切なく、結果、私は糾弾されることも、責任を追及されることもありませんでした。(ラッキー!)

 

今でも内心、悪いことをしたなあ、申し訳なかったなあ、という罪悪感はありますので(ごめんね、みんな!)、あの日、同じお鍋のミートソースを食べたみんなには、減塩生活を送っていつまでも元気でいてほしいなって、つくづく思います。

 

で、以来、ずーっとお料理にはどことなく苦手意識を持ち続けているのですが、

そんな私の心のよりどころになっている「名言」があります。

 

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 佐々木倫子氏「ペパミント・スパイ」より

 

「塩を入れすぎたからといって、塩の辛さ以上には辛くならないし、味つけなどは少々間違ってもそれで死ぬということはない」

 

「料理などおそれるな!」

 

・・・なんてすばらしい!言い得て妙な格言でしょう!(←絶賛!)

正直、結婚式の祝辞なんかにぴったりだと思います!(私は言いません。)

 

・・・ちなみに我が家の味つけは薄味です。大阪ですしね。念のため。 

 

 

おまけ。

 

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完成しました。

これが想定外に大きくて、

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 比較にティシューの箱を置いてみました。その上にカメさんも。

(カメキチさん、カメさんは売ってません♪)

 

編みあがった後に、これが似合いそうな場所が我が家のどこにもないことに気づく…。

いつか、使えればいいなーと、どこかにしまっておくことにしました。

 

おまけのおまけ。

 

非常に個人的な話で申し訳ないのですが、

 昨夕、母が入院いたしました。

心配はないと思います。あくまで念のためのものですから、必ず元気になってくれるはずですし、入院期間もそう長くはならないと思います。

 

ただ、しばらくの間、勤め先と自宅、それから病院への往復で、私の一日の時間がどんな風に過ぎていくのかが、自分でもまだイメージできません。

 

みなさまのブログを読むことを優先して、でもこれまでと同じようなおつきあいは、しばらく不可能になるやもしれません。

 

ですので、こちらのブログのコメント欄は一時閉めさせてください。

 

時間がなくて、なかなかコメントができない場合でも、必ずみなさまのところには顔を出すつもりでおりますので、できましたら忘れないでくださいねー。

 

季節の変わり目ですから、皆さまもどうかご自愛なさってくださいませ。

 

 

(前回の記事にコメントをくださった方の中で、まだお返事をご覧になっていない方がいらっしゃると思います。コメント欄を閉じてしまいますと、読めなくなってしまいますので、こちらに再掲させていただきます。こんな形になってしまい、申し訳ありません。)

 

ねこさまへ。

ねこさん、おはようございます。

ワンピースにですか?
それはなんて光栄な…。それならもうちょっといい毛糸で編まないと、ですねえ。

来年はシュシュとかにも挑戦してみようかなあ。あ、ねこさんが作ってたカチューシャなんかもきっと売れ筋になる予感♡
「かわいい」はまず、ねこさんのブログで勉強しないと、ですね!

コメントありがとうございました。

 

思遠さまへ。

思遠さん、こんばんは。

ありがとうございます。世間にはびっくりするほどかわいいアクリルたわしがあるので、それに比べたら私の編んだのは随分と手抜きです。
でも、どうせ洗い物で汚れるんだしー…という気持ちがあるから私はダメなんでしょうねえ…。

はてなにはおいしいものがたくさんですから、いつかみなさまで持ち寄りパーティなんかができるといいですね!夢です♡

コメントありがとうございました。

 

isakuさんへ。

isakuさん、こんばんは。

isakuさんもバナナ&チョコレートのコンビがお好きなんですね!わかります、わかります、最強コンビですよねー。

たち吉のお皿も昔から大好きで、でも私はすぐにダメにしてしまうので…私にはちょっともったいない気がします。

コメントありがとうございました。
レース、思ったよりも大きくて。
いつかどこかで使える日まで、大切に持っておこうと思ってます。

 

セネシオさまへ。

セネシオさん、おはようございます。

セネシオさんのおっしゃるように、今、どこかのお宅で、私の作ったタワシがお役に立っているのかなあと思うととてもうれしいです。
がんばってしっかり汚れを落とすのよー!と伝えたいです!

バナナケーキは・・・私にはあれで限界、ということで・・・えへ。

コメントありがとうございました。
はてなはお料理が上手な方が多くていつもとてもまぶしいです!