ちひさきものは。
運転免許証を持っていません。
こう言うと、たいてい驚かれます。
私自身も、今時めずらしいのかもな、という自覚はあります。
小さい頃から乗り物全般が苦手で、
自動車、バス、船舶、飛行機、全部好きにはなれませんでした。
好きではないということは、興味が持てないということでして、
学生の頃には、
「軍用飛行機を作ってたくらいだから、三菱車のエンジンはいいよ。」
と誰かが言えば、
「三菱の車って、飛行機のエンジン積んでるの?」(←大まじめ)
と聞き返し、一瞬の沈黙の後、
「そうやで、高速乗ったら飛んでいくんやで!」
と返され、その後長く馬鹿にされ続けました。
社会人になってからは、
フォルクスワーゲン社のゴルフとマツダ・ファミリアの区別がつかないことが露呈、
「高級車に乗せてはいけない女」の称号をいただきました。
最近では、真っ赤なオープンカーを指さして、
「あれ、トヨタのなんて車?」と聞き、
「......ベンツやし。」
みんなの突っ込みが冷たくなってきたことに気づき、
ある時は、
大型駐車場で、乗ってきた車を見失い、
「なんか、白い車だった!」
だけを手がかりに探しまくって人を待たせ、
他にも、
勘違いして、知らない人の車のドアを開けようとして(←人生で2回やりました。)
見知らぬ運転手さんを恐怖に陥れ、
まあとにかく、「恥の多い人生」というよりは、「恥さらし」な人生を送ってきたわけです。
前置きが長くなりましたが、
そんな私が人生で初めて、ようやく、興味の持てる車というものに遭遇しました。
それがこちら。
いつか日本でも販売されるのかもしれない、
おそらくは電気自動車、
名前は忘れましたけど、なんかかわいいヤツです!!
大阪では駐車スペースが少なくて、
駐車場を探すだけでも大変、
車で外出すると余計に苦労するハメになると言ったら、
ニコラが教えてくれました。
ニコラ「これなら、どこにでも駐車できるだろ?!」
確かに小さくて小回りがききそうです。
1台分の駐車スペースに3台分駐められるとか!魅力的!
しかもニコラが言うには、
この車は時速80キロと40キロ(45キロだったかも)の2種類あって、
時速40キロタイプは運転免許証がいらないんだとか。
ほんとうでしょうか。
夢のような話しです。
ま、ニコラの言うことなので、話し半分に聞いておかねばなりません。
でも、もし免許証がいらないのなら、少し運転してみたい気がします。
小さいし。
ということは、かわいいし。
遊園地のゴーカートみたいです。
…買わないだろうけど...機械に弱いのでね...(しつこい)
ほんとに小さいです。
でも前後の車はどうやって出すのでしょうか。
不安になります。
ちなみに、
車を見分けるのって、なにか特別な方法があるんでしょうか。
皆さんはどうやって区別なさっているのでしょう。
謎です。