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晴天に思う

 

任天堂とびだせどうぶつの森」。

 

その中で出会ったフランス人・N(今さらイニシャルにするのもどうかと思うんだけど、まあ一応)。

 

 

ある日、お互いの誕生日が近いと知って、はしゃぐN。

 

 

 

N「ふたりとも獅子座だね!」

おいおい、日本人は血液型占いをするって馬鹿にしてたのに、星座占いは信じるのかい。

 

 

なので、言いました。

 

 

N、私、あなたのお誕生日、一生忘れないわ。

 

 

Nはなんだか喜んで、

 

 

N「ええ、なんでなんでー?」

 

 

と聞くので答えました。

 

 

 

 

 

 

 

あなたのお誕生日。

 

 

広島に原爆が落とされた日だから。

 

 

 

 

 

 

 

・・・泣かれました

 

 

 

 

 

N「ほ、ほら、僕って繊細な性格だから!」

 

 

 

ほんとに繊細な人って、自分ではそう言わないもんだよ。

 

というツッコミは控えましたが、

 

そのあと、典型的なフランス人である彼の、

 

典型的な米国の悪口を聞きながら、

 

「言わなきゃよかった。」

 

って後悔したことは言うまでもありません。

 

 

念のため、

 

フランスだって、核大国だよ、と言うと、

 

 

N「は?だってフランスはどこにも核を落としたりしてないじゃないか!!」

 

 

・・・わざわざ太平洋まで来て核実験してたけどね。フランス。

 

 

 

それにしても、この単純な正義感!

 

米国の核投下についての激しい断罪と

 

核保有国である自国の立場とに

 

なんら逡巡の見られない彼。

 

そして、

 

そもそもあの広島の惨禍を、

 

あの8月6日を、

 

戦勝国である国の人が知らないという事実。

 

 

 

 

世界を支配しているのが、

 

この単純な正義感なのだとしたら、

 

それに抗うために、

 

私たちは一体何を身につければいいのでしょうか。

 

 

気が遠くなりそうです。

 

 

 

 

今朝、空を見上げました。

 

8月6日はなぜかいつもお天気のイメージがあります。

 

 

 

こんなにも暑い日に。

 

 

 

どんなに「熱かった」ことでしょう。

 

 

 

 

言葉が見つかりません。

 

ただひたすらに

 

見上げた空の、その青さが

 

目にしみるだけです。