むずかしすぎる。
以前、福ふくさんに心配していただいたことがあります。
「お仕事再開、まずは人の名前覚えないとね!」
って。
思わず首をすくめるとともに、心の底から、
「ちゃんと名前覚えてがんばろう!」
って思いました。
で、それから約半年。
これ以上、福ふくさんにご心配かけないようにとがんばっているのですけれど。
やっぱり覚えられない・・・。
たいていの人はね、
「なんで?」
って思うと思うんです。
でもね、私が一番「なんでだろうな?」って不思議なんです、本当に。
昔から、
「〇組の〇〇くん」→「誰、それ」
「〇部の〇〇さん」→「知らへんわあ」
「〇事業部の〇〇さん」→「私が知ってる人?」(←なぜそれを人に聞く?)
を繰り返し、あげく
「もうっ!あんたとウワサ話すんの、めんどくさいねんっ!」
って言われ続けた私が、この歳になって急に人名を覚える達人になれるはずもなく、
なにがコワいって、職場のウワサ話ほどコワいものはありません。
で、先日。
急に職場の若い男性から話しかけられまして。
なんの話かと思ったら、
「ねえねえ、マミーさん、Mってかっこよくないっすか?」
・・・こういうの、一番困ります。
そもそもMって誰?
「ほらほら、〇〇室のM!」
・・・わかった!!〇〇室の人!!
超!イケメン!知ってる!
(名前、Mっていうんだ!初耳!←あかん。)
Mさん=俳優さんのように甘いマスク、高身長、長ーい足(←シークレットブーツでないのは確認済み)、スーツの似合う痩身、おまけに親切、その上、低音のものすごい美声の持ち主。
「ハンサムだし、声が!いいですよね!」
って答えたら、
「そうなんっすよー!あの声!反則ですよねー。あの声で口説かれたら、ねー。
あれで俺より年下なんっすよー」
・・・このあたりで、そろそろマミーの頭の中では黄色信号が点滅し出します。
だってね、職場には、かっこいいなって思う人が他にもいっぱいいるんですもの。
Mさん以外にも、あの人が、この人が、って話が広がっていったら確実についていけないし、
またまた「誰?誰?」問答が始まって相手をげんなりさせてしまいます。
どうしようかな、と思ってふと気づく。
今、私の目の前で、Mさんのかっこよさを力説してる彼ね、
これがまた、すごいイケメンなわけです。水嶋ヒロさんみたいな。
「端正」がスーツを着て、その辺をウロウロしてるMさんに比べたら、ちょっと「チャラい」感じではあるけど、でもファッション雑誌のモデルさんのようなカッコよさ。
でね、マミーは考えたんです。
・・・ここは「あなたもかっこいいですよ!」と話をふって、そこで話を打ち切ればいいのでは?我ながら名案!
そう考えてから、また気づく。
「この人、だれ?」(←絶対あかん)
ううーん。
仕方がないので、両の手のひらを相手の方に向けて、
「同じようにかっこいいじゃないですか。」
って言いますと、目の前のイケメンさんは、
「いやあ、俺なんか!ぜんぜん~!」
と言いながらどっかに行ってくれました。
私の作戦は功を奏した!と思うのですが、ちっとも勝った気がしない・・・。
一体いつまでこんな綱渡りが続くのだろうと、ちょっと憂鬱な毎日です。(←いや、名前覚えればいいことなんですけどね、わかってますけどね・・・。)
それに比べると「はてな」はいいですね。
なにしろ「アイコン」があります。
名前だけよりも視覚に訴えるものがあるし、
どのアイコンからも、その人の為人がなんとなく思い起こされて覚えやすい!
(実生活でも「アイコン着用義務法令」とかできてほしいと、わりと本気で思ってます。)
でも先日、ちょっと意外なアイコンの持ち主を発見しました。
「ノンフィクションのうさぎ」さん。
最初は若い女性かと思いました。
だって「うさぎ」さんですものね。
それになんだか儚げでかわいらしいアイコン。
きっとおいしい食べ物、お洒落なカフェ、そんな情報でいっぱいのブログなんだろうなと思って訪問させていただいたら、
就活中の男子大学生さんでした・・・(若いってことだけしか合ってない・・・)。
でもこれがねえ、とにかくすごくおもしろい!!!
すべての記事を一気読み!で、大爆笑。(持ち帰りの仕事がはかどらないったら!)
(後で鏡を見たらお化粧が落ちてて、自分で自分の顔を見て「ぎょっ!」ってなりました・・・。泣きすぎてお化粧が落ちるってわかるけど、笑いすぎてお化粧が落ちるって・・・色気もなにもあったもんじゃないなあ、と思いつつ、めんどくさいのでそのままお風呂に入り、髪を洗いつつ、またうさぎさんのブログを思い出して「はははっ!」って笑いました。
あ、念のため、あらかじめ申し上げますが、「マミーさんって厚化粧なの?」なんて身も蓋もない質問は受け付けておりません。あしからず。)
こういう「笑い」好きだなあ。
とりあえず、夫には激推し済み。
ファン1号目、私だとうれしいなあ。