ギフト選びと事件発生

 

クリスマスが近づいてまいりました。

毎年、この時期になると、クリスマス用のプレゼント選びが大変です。

特に海外にいる友人への。

送るための手順が面倒でたまらないんですよね。

 

ねー、志月さん。

 


 

一番のネックは「航空貨物運賃」

あれ、やたらと高いんだもの・・・。

 

私の場合、志月さんとは違って、たいしたものを送るわけでもないので、

「こんなものを送るためだけに、高い貨物運賃を払うのかあ」とちょっと気鬱になります。

今年なんて、フランス在住の友人のひとりがリクエストに挙げたのが、

 

「お茶漬けのり」

 

ですよ?

 

いいけども。安くて。何にしようか悩まなくていいし。

で、クリスマスのギフトをスーパーの棚で選ぶ私・・・。ちょっと斬新。ほほ。

 

日本語勉強中の、別の友人へのギフトは絵本にしました。

今年一番話題になった、あの作家の絵本。

 

そう。

 

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 「もうぬげない」 ヨシタケ シンスケ:著 ブロンズ新社

 

今年の絵本界はまさに「ヨシタケ シンスケ」が席捲しましたね。

「りんごかもしれない」

「ふまんがあります」

「りゆうがあります」

「このあとどうしちゃおう」

「ぼくのニセモノをつくるには」

「なつみはなんにでもなれる」

 

どれもほんとに楽しくて、絵本界に新風を吹き込んだ!と言っても過言ではないと思うのですが、

なかでも私のイチオシが、上記の「もうぬげない」なのです。

 

表紙の絵をもう一度見ていただけますか?

 

お洋服を脱がされている男の子、お顔は見えていませんが、お腹が顔になってるんですよね。

 

絵本の中でも、男の子の顔は隠れたままなのですが、「お腹の顔」にちゃんと表情があるのです。そのすっとぼけた「お腹の顔」の楽しいことと言ったら!

 

もうひとつ、この絵本の良さをあげるとしたら、

それは「おかあさんの表情」。

 

日本の育児は「母子の密着」が顕著ですから、絵本の中で「おかあさん」というものは、聖母のごとき描かれ方をします。でも、この「もうぬげない」の中のおかあさんは、ちょっと違います。

小さい我が子の要領の悪さを前に、温かく見守る笑顔ではなく、

 

「もう、また・・・なにやってんの。」

 

と言いたげな表情。

 

毎日の育児に追われているお母さんたちにしてみれば、こんな表情こそが本物であると頷きたくなるような1冊です。

子どもにとって母親の果たす役割は海よりも大きいとわかってはいても、母親だってひとりの人間、そうそういつも「聖母」のようではいられない・・・理想と現実の間でちょっと疲れたお母さんたちに、この絵本のおかあさんのお顔を見てもらって、「ま、いっか。」と肩の力をちょっとだけ抜いてほしいな、と思います。

 

漢字も少なく、難しい表現方法もないので、日本語勉強中の友人にもきっと気に入ってもらえると思います。

 

で、プレゼント用にこの絵本を包装してもらい、

「これで後は送るだけ!」

と自宅に帰ろうとしていたとき、「事件」が起こりました。

 

3歳くらいの男の子が、歩道に寝っ転がって泣いているのです。

あきらかに「駄々をこねて」泣いている感じなのですが、あたりを見回してもおかあさんがいない・・・。

 

困りました。

いまどき、これくらいの年齢の男の子が、ひとりで駅前をウロウロしているのを見たことがありません。

スルーするわけにもいかなくて、声をかけました。

 

「ボクどうしたん?ママは?」

 

って。

 

アスファルトを涙でぬらしていた男の子はふと泣き止んで、片目で私を見ています。

やっぱり「駄々をこねて」いたんだな、どこかが痛かったら泣き止まないもの、私を観察してるんだなーと思った私は彼の近くに腰をかがめて、頭をなでて言いました。

 

「ママは?ママはどこ行ったん?道路、冷たいやん、さあ、起きよ。」

 

って。

 

でも、無言なんです、男の子。

うんともすんとも言わない。

困ったなあ、と思って、ほっぺたをツンツンしながら、さらに言いました。

 

「ほら、起きないとほっぺたツンツンしちゃうぞー!」って。(←もうしてるけど)

 

・・・でも、無言。

 

変だなあ、と思いました。

たいていの男の子は「ツンツンしちゃうぞー!」で、なんらかの反応があるものなのですが。

 

これは困った、本格的に迷子なんだろうか、一番近くの派出所はどこだっけ?って考えていたら、やっと彼のお母さんかお姉さんらしき人が現れました。

 

そしたらね、外国人だったの・・・。

言葉から察するにタイかミャンマーからの観光客。

 

そら、日本語、通じないわけだ、と思うと同時に私がパニック。

 

「子どもの頭って、触ったらダメな国じゃなかったっけ?」(どこかにそんな国があったような・・・。)

 

でももう遅い・・・なでちゃった後だもん・・・。

帰宅してからもずーっと、

 

だって、だって、日本では泣いてる子どもの頭ってなでるもんだし、ここ日本だし、日本人だと思ったんだし、いや、でもやっぱり余計なことしたかなあ、頭はなでるんじゃなかったなあ、で、でもでも!そもそも、いくら日本が安全な国だからって、外国に観光に来てて子どもの手を離したらダメなんじゃない?!

 

とぐるぐるしております。

考えすぎて疲れ果てました。ぐったり。

 

あ、疲れたと言えば。

 

はてな」なんですが、最近コメント欄の不調に悩んでおります。

 

少し前に、ブログを表示したら、古い記事にいただいたコメントが表示されることがあって、まあそれはすぐに直ったのですが、そのころから、明らかにコメント欄がおかしいのです。

 

まず、いただいたコメントにお返事を書き込みましたら、そのコメントが消えてしまいます。表示されないのです。

あれ?と思って、もう一度ブログを表示し直しますと、確かにコメント欄に投稿されているのですが、自分のコメントを確認するには、いちいち読み込みをし直さなくてはなりません。

 

私のブログだけでなく、他のブログにコメントを書いた場合でも、同じことが起こる場合があります。

 

生来の「いらち」な性格がイライラを助長し、疲労困憊・・・。

 

このままだと「はてな」がキライになってしまう、 どうしてこんなに機械と相性が悪いんだろう、と嘆いていますと、

 

はてなの運営に問い合わせたらいいやん」なんて夫が気楽に言うのですが、

 

 

「なんか恥ずかしいからイヤ」(←意外なことに人見知り)

 

 

 って言ったら相手にされなくなりました。とほほ。

 

しばらくして、日々の生活に少しゆとりが出てきましたら、「ブログの読み込み直し」くらい、苦にならなくなるかもしれません。

なので、しばらくの間だけ、拙ブログのコメント欄は閉じることにいたします。

(代わりにブックマーク欄を開けておきます。なんらかのご用命がある場合、そちらにお願いいたします。)

 

みなさまのコメントがあって初めて成り立っているブログなのに・・・。

ただいまかなりの傷心中。

 

機械に弱い人って、

「しばらく放置してる間に直ったらいいな♡」

がデフォルトなんだな・・・とお察しいただければ幸いです。

 

 

追記

先日の記事に、本日いただいたコメントへのお返事をこちらに転載させてください。

 

 七夕の夢子さま、こんばんは。 年末、押し迫った頃にボランティア・・・それは頭が下がります。なかなかできることではありません。 寒い時期ですから、どうかくれぐれもお気をつけていらしてくださいね。 ご活躍をお祈りしています。

 

 ねこさん、こんばんは。 まあ!ねこさんってお嬢さま!って感じですね。 確かにねこさんにトイレ掃除は似合わないような・・・ほほ。 机の移動って、子どもには重労働なんですよねえ。ねこさんがしんどかったのもわかります。 コメントありがとうございました♡

 

Jさま、こんばんは。 確かに不特定多数の人が使うと汚れてしまいますね・・・自分がお掃除するわけじゃないから余計ですね・・・。 でも、今回つくづく思ったのですが、みなさまこうしてお掃除の思い出があるんですねえ・・・。 年齢、出身地、男女の違いがあってもそれは同じ・・・。 それって、なかなか素敵なことだなあって、今、しみじみしています。 コメントありがとうございました♡