大阪からの1泊小旅行で最適な街

みなさま、こんばんは。

 

2日ほど、家族で小旅行をしておりまして、「はてな」を留守にしておりました。

 

昨年体調を崩し、入院やら救急車やらで大騒ぎだった母。

それがこのところ、

「どこかに旅行に行きたいなあ」

と言えるほど、元気になってくれました。

ただ、無理をさせたり、病院すらないような田舎へ行くにはまだ不安がありましたので、あれこれ悩んだ結果、今回の旅行は1泊だけ、ごく近場で、ということになりました。

 

大阪から1泊の旅行。

どこがいいだろうと考えたときに、私の頭に真っ先に浮かんだのは「倉敷」でした。

というのも、高校時代、漢文の先生が、

 

「大阪から1泊の小旅行には倉敷が最適。移動距離、街の規模、観光資源、いずれもちょっと行って見てくるのに、こんなにいい街はない。」

 

っておっしゃったから。

 

先生のお言葉を聞いてから、ずっと岡山・倉敷に行ってみたいと思っていたのですが、 

今回やっとその機会を得ました。

母も倉敷には行ったことがないので、ちょうどよかった!

ということで、今回は岡山・倉敷の小旅行を辿ってみたいと思います。

 

1.特別名勝 岡山後楽園

 

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最初に訪れたのは、日本三名園のひとつ、岡山後楽園。

春が浅くて、まだ芝生の緑は楽しめませんでしたが、それでも広々とした景観は胸の開くようなすばらしさ。

広大な敷地には水路がめぐらされ、茶室や茶畑、小さな水田やさまざまな植物が配され、散策が楽しい庭園でした。(そう見えないとしたら、それは私の写真の腕がまずいからです…。とほほ。)

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鯉にエサをやっていたら、大きな塊をぽとりと落としてしまい、それをカラスにさらわれました・・・。ショック。

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盛りを過ぎた梅林では結婚式のおふたり。

こういう結婚式もいいですよねえ。ちょっと憧れます。

この日はコートもいらないほどの暖かい1日でしたので、結婚式にはぴったりの、いいお日和だったと思います。

通りすがりの者ですが、末永くお幸せに。

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盛りを過ぎたとはいえ、まだ美しく咲いている梅の花。

 

「桜よりも梅の方が好きだなあ」という娘に、「古いタイプの日本人やねえ。」と返しながら、確かに枝ぶりの雅趣なんかは、桜よりも梅に軍配が上がるかしら、と思ったりしました。

 

 

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遠くに見える桜並木。

開花まで一週間といったところでしょうか…。

ふくらんだ蕾が、冬の枯れた木の色とは違った趣を産み出しています。

 

「小麦粉をまぶしたみたい」

「きな粉じゃない?」

はったい粉の方がそれっぽい」

 

と母とふたりで話していたら、

 

「ペンギンやゴマフアザラシの赤ちゃんの毛が生え変わる時みたい」

 

という娘の意見に、思わず「ああ~!」と声が出ました。

もうすぐあたりは一斉に開く桜の雰囲気に圧倒されるのでしょう。

けれども、このほわほわとして「うちけぶるような」春の色も、いかにも日本の春に似つかわしい感じがします。

 

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鶴舎。

間近で見ると、鶴ってこんなに優雅で美しい生き物だったんだと、あらためて驚きました。

(そう見えないのは、しつこいようですが、私の写真の拙さです。がっかり。)

 

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後楽園入口にあった銅像

なんとなく映画「ラ・ラ・ランド」を連想してちょっとおかしい・・・。

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これ。

ちょっと似てません?

まだ見てないんですよね…。(←どうでもいい情報。)

 

2.岡山城

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意外なことに岡山城って新しいのですね。

明治時代に大半が打ち壊され、さらに空襲で天守も消失、現在の姿は昭和40年代に再建されたものなんだとか。

姫路城が今も美しい姿をとどめているのとは対照的で、つい「もったいないなあ」と思ってしまいます。

でも、

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平成5年の発掘調査で宇喜多氏が築城した当時の石垣が発掘されたそうで、大切に保存されていました。野面積みの工法を色濃く残している感じ。いかにも戦国時代っぽい。

 

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城内の風景。

石垣が迫る狭い坂道。タイムスリップしたみたいな風情があります。

お侍さんに出てきてほしい。(←ミーハー的願望)

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お城の中も公開されていましたが、母が、

 

「えー。靴脱がなあかんの~?いややー、脱ぎたくない~。」

 

というので、はいはい、わかったわかった、と天守閣に上がるのは断念。

天守閣から臨む風景を写真に撮ってUPしたら「様になった」 のになー、と今さら気づく私・・・恒常的にブログネタに困っていることは、頭の中から欠落している模様・・・。

 

3.夢二郷土美術館

 

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後楽園からすぐ、の場所にある竹久夢二の美術館。

岡山出身の夢二にちなんだちいさな郷土美術館です。

こじんまりとしたレンガ造りの洋館、中にはいかにも「郷土の」「手作り」感が満載の展示物、さほどの規模はありませんが、夢二のファンなら訪れて損はないかも。

 

個人的に、夢二の描く女性像はとても美しいとは思いますが、それでもお家に飾ってみたいとはあんまり・・・。

ただ、彼のデザインした数多くの本や雑貨のデザイン性の高さは、今でもちっとも古びていなくて、私の大好きなもののひとつ。

当美術館では、夢二のデザインした帯や半襟の画も見学可能です。しみじみ欲しいなあと思ってしまいました。

着物?着ませんけどね・・・。

 

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レンガの壁にまあるい窓。

夢二のイメージにぴったりな建物でした。

 

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夢二の猫」

館内には夢二の画に登場する猫の意匠がところどころ用いられていました。

お土産用のクリアファイルや絵葉書などにも。

かわいいので、この黒い猫のぬいぐるみなんかがあったらいいのになあ・・・。

なんで作って売り出さないのかしら? 

 

観光客の目線からすると、岡山後楽園付近は、観光資源がコンパクトにまとまっていて、見学がとてもしやすい街でした。

ひとつの観光スポットから次のスポットまで、やたらと移動しなくてはいけないということがなく、時間のロスや疲れを感じさせません。

高い建物も少なくて見晴らしがよく、遠くの山まで視界がいいのも素敵なところ。

 

初めて訪れた岡山。

とっても気に入りました。

 

この回、もう少し続きます。

 

 

おまけ。

先日、「マリメッコ」のバッグが大好きですが、高すぎて買えません~。のお話しをしました。

 


先日、欠かさずに読んでくれている友人から、突然、荷物が届きました。

 

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マリメッコグッズがたくさん。

開封した瞬間、

「ああ、あの記事を読んでくれたんだ、それで!」

と納得して、爆発的にこみ上げる笑いを抑えることができませんでした。

 

なんだかうまく言えないうれしさと申し訳なさのようなものが入り混じって、

でもまさか、パチモンと言われた「メリマッコ」のバッグをお礼に送るわけにもいきませんので、

とっておきの、お気に入りの布地を引っ張り出して作ってみました。

 

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作り終わってからつくづく、要するに私って「トートバッグ」が好きなんだなあとしみじみ。

かわいいワンコと暮らす友人が、このバッグを持ってお散歩に行ってくれていたらうれしいなあ…と妄想中です。