ねえ、ムーミン♪
何かが偶然、重なることってありますよね。
シュークリームを買って帰ったら
近所の方にシュークリームをいただいたり。
お店ですごくステキな歌を聞いて、
なんの歌だろうと思っていたら、
その日のテレビでたまたま同じ歌を聞いたり。
なんだか運命のような、偶然のような。
私が人生で一番驚いたのは、
学生の頃。
満員電車の中で、
目の前に立っていた女性が読んでいた本。
後ろから見えてしまうので、ついついこっそり読んでいたら夢中になりまして。(←よい子は真似しちゃダメ。ちなみに早くめくってよ!とか、思ったりしませんでしたから。・・・ほ、ほんとよ?)
で、あまりにおもしろいので、
「なんて本ですか?」
って聞きたいけれど、さすがに恥ずかしくて聞けなくて、それっきりに。
でも
2日後に本屋さんで、表紙買いした本が、
その本だったこと。
しばらく読んで、それに気づいたときは、
あまりのことに呆然としました。
そんな偶然って、あるんですね。
それから、
そういう偶然とか物事の重なりに、
なるべく注意するようにしています。
なにか、とても重大な意味や出会いが潜んでいるのかもしれないって。
で、最近の偶然。
ほとんど同時に
ロバートがムーミンのCDをエミリーのために探し出したこと。
あるコンビニでムーミンフェアを始めたこと。
ぷちこんぶさんがムーミンのあみぐるみ、編めないかしら、ってブログの中でつぶやいたこと。
すごーく欲しかったのに、
無駄づかいな気がして買わなかったのですが、
ここまでムーミンが重なったら、
買わないといけない気がしませんか?
え?別にしない?
私はしたんですっ!
で、とうとう買ってしまいました♡
ジャジャーン♪
ムーミンの産まれた国、
フィンランドで出版されたとのことで、
テンションも上がりまくりなのですが、
編み図が載っていなくて、
編み物記号で編み方説明。
まあ翻訳物なので仕方がないのですが。
しかも、やはり、一般的な日本の編み方とは、
違っていて、編みにくくて仕方ありませんでした。
で、
少し編み方を変えて、編んでみました。
ムーミン「どう?」
遠い国のどこかのお家の窓辺にも、
これと同じムーミンが佇んでいるのでしょうか。
今も日本のどこかで
同じ本を見ながら誰かがムーミンを
編んでいるのでしょうか。
そんな風に考えると
なんだか世界がとても小さく感じられて、
遠い国の友人たちにも
いますぐ会えそうな気がしてきます。
ちなみに、
学生の頃、電車で出会った運命の一冊。
それがこれ。
宮本輝作「春の夢」
今も大切な一冊です。