最近、ハマってること。
みなさま、こんばんは。
今日は最近、私がちまちまとハマってることについてご報告します。
1.ホームベーカリーで食パン。
10年ほど前にホームベーカリーを購入しました。
購入した当時はそのホームベーカリーでしょっちゅう食パンを焼いたものでしたが、だんだん使わなくなりました。
だって、そもそも食パンってお安いじゃないですか。
スーパーで150円も出せば、ちゃんとした食パンが手に入るのに、製パン用の強力粉って、キロ当たり300円くらいするんですよ?
私の手作りへのモチベーションって、お菓子にしてもお洋服にしても、
「お店で買うより、ずっとお得!」
に支えられていますから、食パンに関しては、どんどんその動機付けが下がっていきました。
ところが、このところ、話題になってますよねー。なんだかやたらと高級な食パン!
1.5斤で千円近くするようなやつ。
お正月に夫が試しに買って帰ってきたのですが、それを食べつつ思ったのです。
「家で焼いたやつの方がおいしくない?」
って。
で、そこから我が家のホームベーカリーは、一躍「おうちの中でよく働く家電のTOP10」くらいの地位に躍り出てきました。
炊飯器のように「ほったらかし」というわけにはいかないし、焼き上がりに3時間以上かかるけれど、サクサク、ふんわり、とてもおいしいです。
夫が「あのパンを食べられると思ったら、朝起きるのが楽しみ。」と言うくらいには。
千円くらいするたっかい食パンと同じくらいにおいしい食パンを数百円で・・・と思えば、自宅で作る面倒さを我慢できそうな気がする・・・と言う私のことを、夫は、
「主婦としてはいいかもしれないけれど、財務大臣になったら国の財政を傾けること間違いなし。」
と言ってバカにします。
む。
節約志向の何が悪いのよー!
2.淀川を渡る。
相変わらずダイエットの毎日を送っています。
で、なんとか「身長-110」をキープするべくがんばっているわけですが、生来の「太る体質」がそう簡単に変化するはずもなく、ちょっと食べるとすぐに体重が増えてしまいます。
なので、少しでも時間に余裕のある時は、なるべく歩くようにしているのですが、ご近所でのお散歩もだんだんと飽きてきまして、最近は「淀川を渡る」ことにハマっています。
なにしろ淀川を渡れば、関西最大の繁華街、大阪・梅田がすぐそこ、そこに「歩いていける」ってなかなか楽しいではありませんか。
ということで、はりきって十三大橋を渡り始めたところ。
写真中央奥にグランフロント大阪が見えます。
すぐ隣の橋を阪急電車がひっきりなしに行き来します。
十三大橋を渡りきると、梅田スカイビルがすぐそこに見えてきます。
まだ日本が元気だったころの象徴のような建物。
今ではこんなビル、誰も建てようとは思わないんだろうなー。
グランフロント大阪近くの再開発予定地。
何年かしたら、このあたりもすっかり様変わりするのでしょう。
ところで淀川を渡るための橋は十三大橋だけではありません。
たとえば新淀川大橋。
この橋を渡ると大阪メトロ・中津駅がすぐ。梅田にも十分歩ける距離です。
それから、「長柄の人柱」で有名な長柄橋。
もちろん、古代の長柄橋はこんな立派なものではなかったことでしょう。なんといっても、人柱を必要とするほど、当時の淀川は暴れ川だったのでしょうし。
橋がかけられていた場所も、今とは違うと言われています。
正確なことはわかっていませんが、古代の長柄橋は現在の大阪市淀川区、東三国付近から吹田市付近を結んでいたのだとか。
東三国には、大願寺というお寺があって、そこには長柄橋の人柱になったと伝わる巌氏の碑が建てられています。
せっかくなので訪れてみたら・・・工事中でした。残念。
「もの言わじ父は長柄の橋柱 鳴かずば雉子も射られざらまし」
長柄橋を渡ると、この和歌と、人柱になった人のことが必ず思い出されます。
科学がまだ現代のような力を持っていなかった時代。
我々現代人の価値観で大昔の人々の心を推し量ることはできないけれど、犠牲になった人のことを思うと、やはり悲しい気持ちが湧き上がってきます。
「長柄の人柱」については、よく似たお話をアニメ「日本昔ばなし」で見ることができます。Youtubeでも見られますので、よろしければご覧ください。
【超悲し・名作】まんが日本昔ばなし「キジも鳴かずば」(高画質)
でね。
よく思うんですけど、この「雉も鳴かずば撃たれまい」って言い伝え、要するに、
「口は禍の元」
ってことだと思うんですよ。
こんなに古くから、「口は禍の元、災いの門」って言い伝えられてきているのに、大阪人って、どうしてこんなにおしゃべりなんでしょう。
不思議なんですよねー。どうでもいいことだけど。ほほ。
ところでこの長柄橋を渡ると、天神橋筋六丁目がすぐそこ。
ってことは、「天神橋筋商店街」が近いってことです。
日本一長いアーケードを持つ天神橋筋商店街。
最近は「元気がない」と言われることが多い商店街ですが、この天神橋筋商店街はまだまだ元気いっぱい。
お客さんも多いし、お店もバラエティーに富んでいて、いつ来てもとても楽しい。
ブティック、カフェ、飲食店に古書店・・・。
なんでもとってもお安いですよ!
先日見つけたコートなんて、なんと990円!
さすがに「・・・正気だろうか?」とびっくりしました。
だって990円ですよ、990円!
ちゃんと裏地もついてるし、古着でもないんですよー。
娘のコートにぴったり、と思って迷わず買って帰りました。
もしも来阪されることがありましたら、ぜひ天神橋筋商店街にもお運びください。
大阪にあるどの商店街よりも、楽しめること間違いなしです。
おまけ。
天神橋筋商店街近くの「松屋」さんで最近話題のジョージア料理、シュクメルリを食べてきました。
セネシオさまのブログで知ってから、ずっと食べてみたかったのです。
ダイエット中だけど、自宅から天神橋筋商店街までかなり歩いたんだし、自分へのご褒美♡と思って注文してみましたが、味云々の前に、とにかく量が多かった・・・。
(とても全部は食べきれなくて仕方なく残したというのに、この日は一日お腹が重かったです。)
で、食べながら、これって鶏肉の入ったちょっとゆるめのホワイトシチューなんだなーと思いました。
これなら自分でも作れるかもしれないーと自宅でも作ってみました。
もちろん、私はぐーたら・ダメ主婦ですから、セネシオさまのように丸鶏なんて使いませんよ!(←買ったこともない。)
一口大に切った鶏もも肉とニンニクを炒めます。(←ニンニクは多めで!この日は鶏もも肉2枚にニンニク5片くらい入れました)
鶏もも肉に火が通ったら、余分な油を捨てて、バターを溶かし、小麦粉を入れて炒めます。
その中に牛乳をドバドバー、塩・胡椒・チキンコンソメを投入します。
手抜きグラタンを作るイメージですね。
で、薄切りにしてレンジでチンしたじゃがいもと、とろけるチーズをどっさり入れたら出来上がり。簡単!
松屋さんではサツマイモが入ってましたけど、個人的にはじゃがいもの方が合ってる気がします。
見た目、ぼやーっと白っぽいのが難点ですね・・・彩り的に。
次に作る時にはブロッコリーとかニンジンとかを入れてみようと思います。(←そうしてどんどん違う料理になっていく…)
は?
分量ですか?
目分量です!
”だいたい”でいいんですよ、大体で。家庭で作るお料理なんて。
ちなみに夫によると、
「松屋さんで食べたのよりウマい」
だそうですから、適当に作ってもなんとかなるお料理ってことなんじゃないでしょうか、シュクメルリって。
気軽に作れる家庭料理として、日本でももっとメジャーになっていくような気がしました。おいしいですよ、お試しあれ!目分量でね!