折り紙と願い事。
先日、smartstlyeさまのブログで折り紙を見つけました。
子どもさんと一緒に楽しむ折り紙、いいですね。
きっとお子さんにとって、いつまでも忘れられない思い出になるにちがいありません。
いいお父さまなんだなあ、としみじみ思いました。
そういえば、カメキチさんも以前はよく折り紙をなさっていたような。
たった一枚の紙から、いろんなものを作り出せるなんて、折り紙ってすごいなとよく思います。
私もよく折ります。
主にボランティア先に持っていきます。子どもたちが喜ぶので。
例えば、
恐竜とか。
それから、ドラゴン。
他にも、
虫シリーズ。これは100円ショップで見つけたもの。
ガイドに従って折れば勝手にこの形になるので楽ちんです。
それから、
バッタを食べるクモ…ちょっとブラック。
蝶々とか、
鳥さんシリーズなんかもあり。
学校に持っていくだけでなく、海外の友人にギフトを送る際なんかに、緩衝材代わりに折り紙を入れたりもします。
友人たちも日本らしいと喜んでくれます。
あと、友人からのギフトの包装紙がキレイだったら、折り鶴にしたり。
これはボランティア先の学校にしばらく飾っていました。
先日、友人のレティにお誕生日のギフトを送った時も、緩衝材代わりに折り紙をたくさん入れておきました。(なにしろ海外の郵便事情は適当、乱暴、いいかげんの3拍子ですから…)
彼女は小学校の先生をしているので、
「子どもたちにあげるといいよー。」
とメッセージを添えたら、とても喜んでもらえました。
子どもたちに配ってもまだ余ったようで、残りは彼女の教室に飾ってくれました。
もっと大きいの、送ってあげたらよかった…。
(関係ないけど、蛍光灯の設置の仕方がいかにも地震のない国っぽくてうらやましくなりました。)
パリから少し離れた町で教員をしてる彼女によれば、
去年からのテロの影響か、最近では
「イスラム教徒のお友だちとはもう遊ばない」
「イスラム教徒の同級生とは友だちであることをやめる」
なんていう子どもたちも出てきているようで、
教員である友人の心労と心痛はどれほどだろうと、ちょっと心配になります。
レティによれば、折り紙を渡したときの子どもたちの喜びようはそれは大変なものだったとか。
フランス人の自国を愛する気持ち、
フランスこそ世界の中心!って言わんばかりの自尊心、別に嫌いでも何でもありませんが、
フランスではない、どこか遠い国にも、なにかしら、目を見張る文化や伝統があるのだと、せめて友人の教室にいる小さな子どもたちにはわかってほしいなあと思います。
そして、政治や世界情勢がどうであれ、同じ場所で学ぶお友だちとまずは仲良くすることが、彼らの人生にとってどれほど有意義なことかも。
クリスマスには、またたくさんの折り紙を彼女に送ろうと思います。
おまけ。
尊敬してやまない折り紙作家さんの動画を。
複雑すぎて、何回見てもわからない折り紙もありますが、見ているとなぜか心が落ち着きます。
Origami Dragon (Jo Nakashima) -Dragon #6