まるまるまる+まる

みなさま、こんばんは。

すっかりご無沙汰してしまいました。

ちゃんと生きてましたよ~。今も生きてます!

 

さてさて、先日。

またもや近所の小学校に読み聞かせに行ってきました。

担当は3年生のクラス。

新学年が始まってなにもかもが新しい時期に合わせて、私も初めて読む絵本に挑戦。

選んだのはフランス人作家エルヴェ・テュレの「まるまるまるのほん」。

 

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翻訳は谷川俊太郎ポプラ社

 

とってもシンプルな表紙。

でも、あらかじめ読んでみると、この絵本は本当に楽しい。

「読む」ということだけでなく、「参加して楽しむ」ための要素がたくさん入っていて、目から鱗というか、シンプルな絵だけで、こんな楽しみ方ができるんだなあ、とその仕掛けにびっくりしました。

 

ただ、今回の担当クラスは3年生ですから、ちょっと物足りない気もする(3歳児くらいにぴったりな感じ)・・・、それに私の読む技量が拙くて、この楽しさが伝わらなかったらどうしよう、と、ちょっぴり不安になりながら出かけました。

 

でも。

 

めーっちゃ、盛り上がりました!

(やったね!)

 

最初のページに、ちいさな黄色い「まる」がひとつ。

 

「おしてみて」

 

の言葉に、その小さな「まる」を押すと、次のページでは「まる」がふたつに。

 

ひとつの「まる」がふたつになっただけなのに、子どもたちは「あっ!」と声を上げて「ピコーン!」と反応、次のページから

「さすってみて」

「クリックしてみて」

「本をゆすってみて」

次々とくり出される指示に従うたび、どんどん変わっていく「まる」の変化に大喜びしていました。

 

普段、学校で私が読み聞かせをする場合、教卓の前からなるべく動かないようにしています。

家で自分の子どもに読み聞かせをするのとは違って、学校での読み聞かせは、そのすぐ後に授業が控えていますから、できることなら子どもたちの意識を、授業と学業にスムーズに移行させたいと思うからです。

 

でも、この絵本は参加した方が絶対に楽しい!

 

なので、今回は机の間を歩き回りながら、

「次は誰?」

と子どもたちに絵本を差し出し、「まる」を押したりさすったりしてもらいながら読みました。

子どもたちは「我こそは!」と大はりきりで手を挙げ、あててもらうために猛アピール、その一生懸命な顔と言ったら!(かわいくっておかしい。)

私も不慣れなもので、どうしても前の方に座っている児童を指名してしまい、

子どもたちから「Aくん、3回もやってずるい!」との声も。

 

「数えてたんかい!」

 

とそれも笑いのツボに入ってしまって、今思い出してもクスクス笑ってしまいます。

 

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ちょっとだけ中身を・・・

この場面は、ページにかかった「黒」を

「息でふうっと吹き飛ばして!」

の指示の部分なのですが、子どもたちは真剣にやるんですよ、「ふうぅぅぅぅ」って。

 

「もっともっと手をたたいて」

のページでは、「たたきすぎて手が痛い~」と言い出す子まで。

 

正直、これほどまでにビビットな、そして強い反応が子どもたちから返って来るとは想像もしていなくて、読み終わった後、私はつい、

「おもしろかったね!」

と言ってしまいました。これもいつもの読み聞かせからすると異例のことです。

 

だって、読んだ本が「おもしろかった」かどうかの感想は、本来、子どもたちひとりひとりのもの。

読んだ私の方から、子どもたちに対して、「おもしろかった!」などと、感想の押しつけになるようなことは決してするまいと、常々考えているからです。

なので、最後の「おもしろかったね!」のひとことは、余計だったなあ、とその点は猛烈に反省しています。

 

読み聞かせの後、ボランティアのメンバーが集まった中で、

「あんなに盛り上がるとは思わなかった」

と言いますと、私の読み聞かせを廊下で見ていた他のメンバーから、

「自分からあれだけ盛り上げといて、その言い草?!」

と盛大にツッコまれました。ほほ。

 

「まるまるまるのほん」

 

すーっごく盛り上がります。超絶オススメです。

 

 

んで。

 

「まる」と言えば。

marcoさん。(←無理矢理)

 

先日、ブログ上でやり取りをしているうちに、私が持っているフラミンゴのフェーヴをmarcoさんに差し上げることになりました。

その辺のやり取りについてはmarcoさんのブログに詳しく書かれてますので、そちらでどうぞ~。(注:marcoさんはめっちゃ褒めてくださってますけど、実際の私はもっとくたびれてます。ええ、ズタ袋なみに。とほほ。)

 

garadanikki.hatenablog.com

 

marcoさんは奥ゆかしい方なので、なんにもおっしゃいませんけれど、

でも、私から「差し上げますよ~」と言いだしたくせに、marcoさんのお返しの方が早く届くという、なんともお粗末な顛末になりました。

 

で、marcoさんからのお返しがすごかった!

これ。

じゃじゃーん。

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こ、これは・・・LOVIのニョロニョロオーナメント!

marcoさんのブログで見て、めっちゃ欲しかったやつ!!!

コメント欄で「いいなあ、ほしいなあ」と言ったのを覚えててくださったんだなあ。じーん。

 

garadanikki.hatenablog.com

 

だけどお高いんですよね・・・これって。

明らかにフェーブよりも高いんですが・・・またまた「海老で鯛を釣る」ってやつをやってしまった・・・。

やばいなあ、marcoさん、怒ってないかしらん。

と反省しつつも、うれしくってすぐに作り出す私。(←反省が長続きしないタイプ)

 

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パーチ材に切り込みが入っていて、それをくり抜いたらいいわけですが、これがなかなか緊張します。

ニョロニョロの手とか細い・・・ぱきん、と折れてしまいそうでびくびく。

なにしろ根っからのぶきっちょ、そして「いらち」。

「コワいコワいコワい~折れそう~!」

とわあわあ言いながらパーツをくり抜きました。

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くり抜いたところ。

ここでもう、「一仕事やり終えた!」感が満載。

でもこれで完成ではない。(←当たり前)

 

ここから「組み立て」ていくわけですけれど、む、むずかしかった・・・。

パズルとか立体工作とか苦手・・・

ああでもない、こうでもないと四苦八苦。

たぶん、marcoさんの10倍の時間をかけてできました!やっと!

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かわいい~!!!

色合い、風合い、佇まい、なにもかもがかわいい!

もとは一枚の板だったなんて想像もできない!

こんなこと考え出せる人ってすごいなあ!

 

矯めつ眇めつ、うっとり眺めている時間の幸せなこと。

小さいものってどうしてこんなに人の気持ちを惹きつけるのでしょうか。

フェーヴも小さいからこそ、あんなに魅力的なんだろうなあ。

 

うちのニョロニョロも呼んでみました。

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うーん・・・

やっぱり小さい方がかわいい。そしてニョロニョロは集団になってこそかわいい気がしてきた・・・量産するべき???(←誰に聞いているのやら)

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久々のムーミン一家。

marcoさんからのオーナメントニョロニョロのおかげで、ぐっとかわいさが増したような・・・

marcoさん、ほんとにありがとうございました。

ずーっとずーっと大切にします! 

 

ちなみに、marcoさんのブログを拝見するたびに感じるのは、marcoさんって「引き出しの多い人だなあ」ってこと。

 

本・猫さん・お料理・趣味のいい食器群・ぴーちゃん(marcoさんの愛鳥さん。かわいいのです。)、古地図に建物探訪、お酒に雰囲気のあるお店、etc、etc・・・

 

「更新のお知らせ」が届くたびに「今日はなんのお話かな?」ってわくわくします。

(最近はダイエットのお話も多くて、そのたびにビクーっとします。)

文章から立ちのぼるmarcoさんの明るくさっぱりとした為人や豊かな知性、感性にも憧れずにはいられません。

時々ちらりと見えるおうちの中の雰囲気もとっても素敵。

あんなおうちに住みたい♡(←掃除キライのくせに厚かましい望み)

marcoさんのお料理つきで♡(←ずうずうしさの極み)

 

もしもご近所に住んでいたら、しょっちゅうお伺いして、marcoさんのお料理を食べ散らかし、marcoさんが読んでる本を横からのぞいて、なんでもかんでもまねっこしたがってmarcoさんから鬱陶しがられることでしょう。

ぴーちゃんからも「いいかげん帰りなよ。」って突っつかれるかもしれません。

 

それでも、やっぱりご近所だったらな~、としみじみ思います。

 

いつか絶対、東京に遊びに行くぞ~!おー!!