フランシスコ、それは禁句です...。
ある日、任天堂「とびだせどうぶつの森」をプレイしていると、パリジャンのフランシスコに韓国人プレイヤーを紹介してほしいと頼まれました。(韓国村限定アイテムっていうのがあるんです。それが欲しかったみたい。)
で、早速、ふたりで韓国人スジン(たぶんスジン、スジュンかもしれない...すみません、よくわかりません...)の村に行ってみました。
うーん、ハングル...読めません。お店の名前はなんだろう...。
初対面のフランシスコに、彼の携帯が「サムスン」製かどうかを尋ねるスジン。
やっぱりサムスンは韓国人の誇りなんだなーと思っていると、
フランシスコ「ねえ君、君って韓国人なの?北朝鮮人なの?」
.........基本、「とび森」は平和なゲームです。
のんびり、まったり、あらゆる争い事から無縁な世界。
で、その森ではじめて私、
「ひいいいぃ...!」
と叫びました。ええ、リアルで。3DS持ったまま。
「北朝鮮ではみんな貧しすぎて、ゲームなんかできないのよ。」と説明するスジン。
それに心底驚くフランシスコ。
あわあわあわあわ...とひとり慌てふためく私。
横にいる人が地雷を踏んだらどんな気持ちがするのか、ちょこっとわかった気がしました。
それでも私は、フランシスコを責める気持ちになれません。
朝鮮半島に2つの国があると知っているだけでも、彼はアジアに詳しい方です。
中国から東はみんな東アジアでひとまとめ!それ以上の分類は不要!って感じの人もいますから。
私もヨーロッパ、中東、中南米の白地図を完璧に埋められませんし(開き直り)、フランシスコが極東情勢に詳しくなくても仕方がない気がします。
スジンが怒らなくてよかった、フランシスコに悪気があったわけじゃなくてよかった、でももうあんな「やせるような思い」はごめんです。実際にやせるわけじゃないですもん。はあ...。