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日本ブームとか。さて。

 

近ごろ、世間では日本ブームなんだとか。

 

クールジャパン!とかね。

 

あれ、ほんとなんでしょうか。

 

よくわかりません。

 

 

 

でも非常に狭い範囲ですけれど、

 

私の友人たち。

 

彼らの中には日本ブーム、

 

確かにありますね。

 

 

で、がんばっているようで。

 

日本語の勉強。

 

 

たとえばマイク。

 

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彼の日本語の教科書。

 

「こそあど」言葉・・・「これ」とか「あれ」とか「それ」とかね。

 

一時期、苦労していました。

 

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「この」とか「その」とかも、こんがらがるみたい。

 

(あ、後ろに「森」が見えますね♡ふふ。)

 

 

 

それからレティシア

 

かなりの上級者さんですが、

 

彼女の最初の日本語教科書は・・・。

 

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なんだかマイクのと似ているなあ、と思ったら、

 

案の定、同じ本でした。

 

表紙はこちら。

 

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「亜麺」・・・なんのことでしょう?

 

誰にもわかりません・・・。

 

 

 

 

で、

 

M。15歳。

  

mamichansan.hatenablog.com

 

 彼ね。

 

彼のテキストブックがこちら。

 

 

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なんか薄っぺらい・・・。

 

そうよね、だって、初心者向けだもの。

 

中身はというと。

 

 

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見えます?

 

 

 

・・・「いい時計がありますね。バンドだけあるかな?」

 

・・・「2,800円ですが」

 

・・・「細かいのはございませんか?」

 

・・・「え、ちょっと。」

 

・・・「一万円、お預かりします。少々お待ちください。」

 

 

 

・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レベル高っ!!

 

 

 

 

 

 

わ、わかるの・・・?

 

と聞きましたら、

 

 

M「注釈もあるし、大丈夫。」

 

 

初心者向けにしては難しすぎでは・・・?

 

 

M「ビギナー用の本も見つけたけど、高いんです。70ユーロもして。」 

 

 

・・・その難しい本、ご両親が買ってくれたの?

 

 

M「クリスマスにおこづかいをもらったので、それで買いました。」

 

 

 

へ、へーーー。

 

なるほど、お年玉みたいなものね。

 

ふーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、そこはゲームとか買おうよ!

 

 

 

 

15歳で趣味が勉強とか!

 

 

 

 

マミーの自己嫌悪を刺激するのはやめてよねー!

 

 

と、思ったけれど、

言うのはやめときました。

だってほら、みじめになるだけじゃないですか、ねえ?

 

 

 

もちろん、

 

彼はゲームもたくさん持っています。

 

ちょっとびっくりするくらい。

 

 

病気のせいで、きっと

 

家の中でばかり過ごす毎日なのでしょう。

 

そう思うと、ゲームの多さも納得がいくのですが、

 

 

M「成人したら大学の春休みを使ってきっと日本に行きます」

 

 

・・・・・・春休み。2週間の。

 

 

そのたった2週間の滞在のために

 

あの難易度の日本語、必要でしょうか?

 

 

 

 

いや、いらないんじゃない?

 

 

 

って、言っていいものかどうか 、

 

最近とっても悩んでいます。

 

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去年Mが欲しいと大騒ぎしていた招き猫。

 

ご両親からのプレゼントだそうです。

 

こんなところにも「福」が。ふふ。

 

 

先日、彼に

 

「福」の意味を説明したら、とても喜んでくれました。

 

 

ちなみに、この招き猫は貯金箱になっていて、

 

日本旅行の代金をせっせと貯めているんだとか。

 

 

 

 

でも。

 

M。

 

 

ほんとに来日できるのかな・・・。

 

 

学校にも介護タクシーのような特殊車両で行かなければならないのに・・・?

 

盛夏はあまり外にも出られないのに・・・?

 

 

もしお医者様にだめって言われたら。

 

もしご両親に反対されたら。

 

 

まだまだ先のことなのに、

 

その時、

 

なんて声をかけたらいいのかと

 

今からもう

 

心配で心配でたまらないのは

 

私の悪い癖です。

 

 

 

いっそのこと、 

 

日本ブームなんてなければよかったのに。

 

 

 

 

Mと一緒に花火をする日を夢見つつ、

 

時々ふと、そんなふうに

 

弱気になってしまいます。

 

 

 

 

きっといつか。

 

必ずきっと。

 

いいお薬が。

 

いい治療法が。

 

 

祈らない日はありません。

 

 

そしてどんなに明日という日が不明瞭でも、

 

人は、

 

 

「もっと知りたい」

 

「もっと遠くへ」

 

 

と願うものなのですね。

 

 

どうか私の願いが

 

そして彼の願いも

 

 

「知」の神様に届きますように。