読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

富士山を見て感じること。

私が「富士山」を最初に見たのは、中学生の時。

修学旅行でのことでした。

 

テレビや写真でしか見たことのない富士山を、同級生と一緒に見るのがとても楽しみだったことを覚えています。

 

当時の日本は今よりも子どもの数がずっと多く、しかも、中学校はどこも大荒れの時代でしたから、修学旅行なんてカオスの象徴、今のお子さんがするような事前学習なんてのも皆無、ただ「富士山辺りに集団で移動!」っていうだけの修学旅行でしたが、子どもですもの、なんでも楽しかった記憶があります。

 

でも。

初めて富士山を見たとき。

私が感じたのは、何とも言えない「失望感」でした。

 

富士山と言えば、あの有名な北斎の絵、

f:id:mamichansan:20170405080607p:plain

こういうの。

これが私の「頭の中の富士山」になっていたのだと思われます。

鋭角じゃないですか、この富士山って。

 

でも、私が現地で見たのは、こんな富士山。

f:id:mamichansan:20170405080832p:plain

(写真はネットからお借りしました。) 

全然鋭角じゃない・・・。

富士山って、なんとなく「愚鈍な感じ」なんだなあ、というのが第一印象でした。

 

でも、最初の失望感が去った後、どこに行っても、なにをしてても目に入る富士山を見るたびに、私の胸中に去来したのは、

 

「恥ずかしい!」

 

って感覚でした。

 

なんだろう、「恥ずかしい」って???

 

今でもとても不思議です。富士山を見て恥ずかしいと思うなんて。

でも、顔を上げたときに、ふと富士山が目に入ると、とっさに、

 

「ああ、恥ずかしいっ!」

 

って思わずにはいられなかったのです。自分でも意味が分かりません。

 

なので、後日、太宰治を読んでいて、こんな記述と出くわしたときは、ひとり欣喜雀躍したものでした。

 

「どうにも注文どほりの景色で、私は、恥ずかしくてならなかった。」太宰治著「富嶽百景」より)

 

富士山を見て、恥ずかしいと思う人がここにも!

私だけじゃなーい!

 

大喜びした私は、以来、出会う人、誰彼となくかたっぱしから、

 

「ねえねえ、富士山見たことある?富士山見ると恥ずかしくない?」

 

って聞いたものでした。

でも、この感覚、とってもレアみたいで、共感してくれる人は一人もいませんでした。

 

ところが、数年前、何気なくテレビを見ていたら、いたのです。

富士山を見て「恥ずかしい!」を連発する人が。

 

この人。

f:id:mamichansan:20170405195941p:plain

そう、絵本作家の「長谷川義史」さん。

「おじいちゃんのごくらくごくらく」とか「いいからいいから」でおなじみ、今や大人気絵本作家の長谷川義史さん。

その長谷川義史さんが、富士山を見ながら「恥ずかしい!」って言ってるのをテレビで見たときは、

 

「わかる~!めっちゃわかる~!!!」

 

とひとりで大騒ぎしました。

 

だけど、テレビや写真の富士山を見ても、「恥ずかしい」って気持ちにはならないんですよね。

本当に不思議です。

 

ところが。

先日。

ある写真に目が釘付けになりました。

やっと出会ったのです。

あの「恥ずかしい」という感覚を呼び起こしてくれる富士山の写真に。

 

これ。

 

f:id:mamichansan:20170405200849p:plain

 

ねえねえ、みなさま。

この写真を見て、「恥ずかしい!」って気持ちになりません?・・・ならない?

 

なった人、手を挙げて~!!

 

ど、どうしよう、ひとりもいなかったら・・・。びくびく。

誰も共感してくれなかったら寂しいので、みなさま、よ~くご覧になってくださいね!

 

ちなみに上の写真は、MAKOTOさんのブログからお借りしました。

MAKOTOさん、掲載を許可してくださってありがとうございました。

 

mfotos.hatenadiary.com

 

南米パラグアイに在住、いつも「すっごい」写真を見せてくださるMAKOTOさん。

残念ながら、富士山を見て「恥ずかしい」とは思わないとのことでしたが、MAKOTOさんの写真は、私に、初めて富士山を見たときの感情を呼び覚ましてくれました。

それって、MAKOTOさんの写真が、実物の富士山が持つ「何か」を、確かに、十二分に写し取っているということだと思うのです。

MAKOTOさんのブログを見ていると、写真の持つ「威力」というものを、しみじみと感じずにはいられません。

 

ところで。

 

「富士山を見ると恥ずかしい。」

 

これって、一体どういう心境なのか…。

 

もしも解説していただける方がいたら、めっちゃ喜びます!

 

 

と、ここでこのエントリーを終わったとしたら。

 

みなさまきっと思うと思うのです。

 

「マミーさん、いつもコメント欲しがるくせに、こんなわけのわからない記事出して・・・なんてコメントしたらいいかわかんないだろー、迷惑なんだよっ!」

 

って。

 

なので、久しぶりにマミー姫に登場してもらうことにしました。

 

f:id:mamichansan:20170406200235p:plain

 

じゃん。

 

大きくなってるでしょー?

元気でしょ?(←かなりうれしい。)

 

最近、ちょっと鉢植えからはみ出しつつあるマミー姫。

植え替えてあげる時期なのでは・・・?と思いつつ、もしも余計なことをして、万一枯れてしまったらどうしよう、と悩む毎日。

 

サボテンの植え替えって、なにかコツがあるんでしょうか?

詳しい方、どうか教えてくださいね!