USJ「ピーコック・シアター」初体験。

みなさま、こんばんは。

 

先日のこと。

ユニバーサルスタジオジャパン「ピーコック・シアター」に行って参りました。

 

大阪人なので、USJにはこれまで何度も訪れたことがあります。

小学生の卒業遠足もUSJという土地柄ですから、年間パスポートを持っている人も多いと思います。

ただ、私は個人的にそれほどの興味を持てずにいました。

USJにしろ、東京ディズニーランドにしろ、内心では

 

「え、でも、要は遊園地でしょ・・・?」

 

と思ってしまう口。

かわいげがないんですよね。

わかっているので、実生活ではこんなことは言いません。

 

けれども今回は2019年9月にオープンしたばかりの「ピーコック・シアター」での、とあるパーティーに招待していただけるとのことで、大喜びしました。

食事を楽しみながらショーを楽しめるんですもの、長蛇の列に並んで絶叫マシンに乗るという苦行とはひと味違う!

 

www.usj.co.jp

本格的な歌やダンスが楽しめて、お食事もできるシアター!

期待値がだだ上がり!!

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「ピーコック・シアター」はパーク内東端「ステージ33」エリア、スペースファンタジー・ザ・ライド(←めちゃコワい)のお隣にあります。

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こういうクレデンシャルがID認証パスになる模様。

スルっと通してもらえました。

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会場ステージ。相変わらず写真が下手・・・

ショーの写真はないんですよ・・・やっぱり生のステージを写真や動画に撮るのはマナー違反だろうと思ったので。

でも、本当に素晴らしいショーでした。

楽しかったなー。

まさに非日常。

日本のショービジネスの質もすごく向上したんですねえ・・・びっくりしました。

歌もダンスも素晴らしかったし、司会者が観客を「のせる」術も一流でした。

2時間なんてあっという間!

もっとも、シンガーもダンサーもほとんど外国人だったけど・・・

でもほら、最近の若い人はスタイルも抜群だし、歌もダンスもすごく上手な人がいっぱいいるじゃないですか。

いつか、こんなショービジネスの場でも、日本人演者が増えたらいいな。

こういう世界で生きていきたいと願う人は多そうだし。

 

ホテルでの立食パーティなんかも、全然退屈しない性質ですけれど(←おしゃべりだから)、参加者を中だるみなく楽しませるには最高の仕掛けかもしれないと思いました。

USJパークチケットもついていますから、費用的にもお得かも・・・。

在阪企業でパーティを企画立案する方々、ぜひぜひ候補に。

パークで一日遊べるし、参加者増は必至、パーティの成功間違いなしです!

 

で、パーティの後はパーク内を満喫!

数年ぶりのUSJですから、今回のお目当てはなんといっても、そう、ハリーポッターエリア!

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なにしろ、今回、久しぶりにUSJに来ることが決まってから、ハリーポッター全巻を読んだんだもんねー。予習、予習。

いや、ハリーポッター第1巻「ハリーポッターと賢者の石」は20年くらい前に読んだんですよ。世間ですごく評判になってたし。

でも、なんていうのかなー、その時の私にはハリーポッターが、

「ファンタジーというよりは・・・読むRPGみたいだな。」

って感じられて、読み続けようという気にはならなかったのです。 

要するに、あまり「ハマらなかった」のね・・・。

そういう人、多いみたいですよ?

私の周りにも「最初の1巻は読んだけど、あとは読んでない」っていう人、多いもん。

 

思うに、ファンタジー作品って、人生最初の一冊の影響力が大きくないですか?

これぞファンタジーなんだ!っていう、刷り込みみたいな。

 

私の場合はル・グウィン作、ゲド戦記影との戦い

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これこれ。

小学校の図書館でこの本と出会ったものだから、私の中の「ファンタジー」は、いつもゲド戦記が基準になってしまいます。

仮に人生最初のファンタジーが「ハリーポッター」だったら・・・私の人生に何か違う影響があったのかなーって時々考えます。

ハリーポッターだけではなく、例えば「ナルニア国物語」シリーズだったら、とか、「指輪物語」だったら、とか。

 

それから、「もしもこの本を子ども時代に読めていたら」なーんてこともよく考えます。

たとえばほら、「ダレンシャン」とか「デルトラ・クエスト」とか・・・

最近の本だったら「バーティミアス」シリーズとか。

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↑これ。(ジョナサン・ストラウド著:理論社

全3巻、一気読みをオススメします。

 

娘は小学生の時、「精霊の守り人」シリーズにどハマりして、明けても暮れても「バルサバルサ」だった時期がありました。

 

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こんな本まで買わされて、中のレシピを再現させられたことも。

その後、私もこのシリーズを読みましたけれど、

「私の小学校高学年時代は、ほぼ「守り人」でできている」

という娘と同じ熱情では、「精霊の守り人」を語ることはできない気がします。

 

最もふさわしい年齢で最もふさわしい1冊に出会えるのって、実はものすごーい僥倖なのではないかなーって、ファンタジーを手に取るたびに思わずにはいられません。

 

今回、ハリーポッターをわくわくしながら読んでいる私を見て、娘も隣でポッターを読み始めました。

 

「魔法の世界にも学校があるってところが西欧社会っぽいよね」

「日本だったら・・・「一子相伝」になるよね」

「それか比叡山で修行とか」

「杖に頼るのは邪道!とか言い出して、印を結びだす・・・」

「あ、でも紙は使いそう、式神とか!」

「・・・陰陽師やな。」

 

なんて会話も楽しかったです。

親子で同じ本を読むなんて、ちょっと気恥ずかしいところがありますが、気兼ねなく盛り上がれるのも、ファンタジーのいいところなのかもしれません。

 

おまけ。

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ゲストがこぼしまくるチュロスやバタービール(←激甘)の泡をマメにお掃除するスタッフさんを、さらにマメにお手伝いしまくるパーク内のスズメさんたち。

人間にこんなに平気で近づくスズメは外界では見られません。

食べ過ぎでちょっと太ってたかも。

私もこの日は食べ過ぎました・・・またダイエットしなくては・・・あーあ。