うすーいお粥でお腹いっぱいにしろって言われても。

みなさま、こんばんは。

 

先日は「無人島ネタ」にお付き合いくださってありがとうございました。

コメント欄等にいただいたみなさまのお答えは、どれもほんとにおもしろくって!

 

たとえば。

 

スマホ一択!」

なるほど、なるほど、無人島でもブログを更新、ブロガーの鑑!

 

「ノートとペン」

こちらもブログネタを確保する気満々ですね、やっぱりブロガーとして模範的!

 

「ナタ・ナイフ・包丁」

お料理?お料理ですよね!?一緒について行きたい!

 

「テント」

これは盲点!無人島でも快適居住空間は必須ですよね!

 

「花の種」

ああ、なんてロマンティックなんでしょう!

一生に一度でいいから、こんな素敵な答えを誰かに返してみたい!

 

「船・飛行機・ヘリコプター」

 

叫びました。

 

・・・頭ええーーー!!!

 

「私も!私もお船がよかったかも!運転できひんけどっ!」

と大騒ぎ、娘から

「船は「運転」ちゃうけどね、「漕ぐ」か「操縦」・「操船」とちゃう?」

冷たいツッコミを受けました。

 

むか。

 

それから、

 

ドラえもん

無人島でなくても欲しいです!

 

「彼女♡」

・・・勝手に幸せになってください。無人島から帰んなくていいよ・・・。

 

みなさまからのお返事は、どれもがそのお人柄を映していて、みなさまと一緒におしゃべりをしているような気分になりました。

ほんとにほんとに楽しくて、「はてな」をやっててよかったー!としみじみ感じるエントリーになりました。あらためて、ありがとうございました。

 

で、今回も、唐突ですが、

私が数年前からずっとモヤモヤしていることについて、みなさまのご意見をお伺いしたいと思うのです。

できましたら、お付き合いくださいませ。

 

「私が数年前からモヤモヤしていること。」

 

それは、「最近の小学校、ちょっと変じゃないですか?」ってこと。

 

学校や教育というものは、いつだって問題を抱えているものだし、完璧になることなんてないのかもしれませんけれど、でもやっぱり最近の小学校、ちょっと変だと思うんです。

何が変、って、

 

「決まったカリキュラム、ちゃんとこなせてないんじゃない?」

 

ってこと。

 

たとえばね。

娘が小学生だったころ。

 

授業が終わっても、なかなか下校してこないことがよくありました。

家でヤキモキしながら待っていた私に、娘は

 

「図工の絵が描き終わらなかったから、放課後居残りしてた。」

 

というのです。

娘が特別要領が悪いのかと思って聞いてみると、クラスのお友だちの大半が居残りしていたんだとか。

 

そういうことがしょっちゅうありますと、図工の課題に求められているレベルと、時間割に占める図工の時間の割合とが、釣り合っていないのではないだろうかと思わずにはいられませんでした。

 

娘を小学校に通わせている間に感じた違和感はそれだけではありません。

「絵を描く」だけでもなかなか図工の課題が終了しないのに、次々と上がっていくハードル。

やれ「竹ペンで絵を描く」とか「彫刻刀で版画をつくる」とか。

私が小学生のころも同じようなことはやっていましたが、その課題にかける時間は、よりタイトになっているような気がしました。

 

それからお習字。

お道具類はひとりワンセット必須。でも昔に比べて使う頻度は激減したような。

卒業までに何回使ったかな・・・本当に必要だったのか、いまだに謎です。

 

あと、「図書の時間」。

読み終わった本を借り換えるために本を持って登校したのに、一体何度、同じ本を持ち帰ってきたことか。

図書の時間はしょっちゅう体育や算数の時間に変わってしまい、高学年になってからは、図書室で本を読むなんてほとんどできていないようでした。

 

でも、そういうことも、仕方ないのかもなあという気はするのです。

だって、昔と比べて、今の小学生は本当にやることが多い!

 

英語の授業もプラスされました。

クラブ活動とか委員会活動とかも時間割に入るようになりました。

 「昔ながらの伝統的な遊び」を継承するとかで、地域のお年寄りと遊ぶ時間も取り入れられました。

敬老の日」の前には、地域の介護施設にお手紙を書かなくてはならないし、2分の1成人式もしなくてはいけません。

パソコンの授業ももちろんありますし、おまけにプログラミング教育ももうすぐ始まる予定です。

 

でも、昔からある学校行事やカリキュラムが削減されたとはあまり聞きません。

運動会や合唱コンクール、林間学校・修学旅行に観劇・映画鑑賞・・・今でもちゃんと行っています。

 

授業のコマ数はなかなか増やせないのに、やるべきことはどんどん追加されていく。

だから、図書の時間や図工・習字の時間が実質的に圧縮されても仕方ないということなのかなあ、と、娘の学校生活を見ていて時々考えたりしたものでした。

 

確かに英語教育も必要だと思います。

私も英語が話せたらいいなあと今でも思いますもの。

 

プログラミング教育だって、いいと思いますよ?

私みたいな機械音痴が社会にいっぱいあふれても、いい迷惑じゃないですか。ねえ。

 

でも。

「いいと思うものをかたっぱしから」詰め込んだせいで、

カリキュラム上では勉強するはずだった授業を、現場の判断ですっ飛ばすしかなくなって、

結果として、どの科目も中途半端な習熟度になり、「うすーくのばしたお粥」を子どもに与えるようなことになっている現状を、文部科学省の役人とかは把握しているのかなあ・・・?

 

もちろん、文科省の役人でもないし、国のエライ人でもない私が、ここでいくら疑義を呈しても、何が変わるというわけではありませんけれど。

でも、ちょっとみなさまに聞いてみたいのです。

 

仮に、これからの時代、英語教育もプログラミング教育も早期から充実させるべき、という昨今の潮流を是とするならば、みなさまなら、一体、どの科目・どのカリキュラムを削りますか?

 

私なら・・・

うーん、なんだろうな。

 

体育が超!苦手だったから、体育の時間はなくなってほしかったけれど、でも運動は心身の健康のために不可欠だろうし・・・。

やっぱり図書の時間かなあ。

図書室さえあれば、休み時間にでも本の借り換えはできますものね。

今だって、図書の時間なんて、カットされまくりみたいですから。

なくなったとしても、たいして差はないのかもしれません。

ただ、「読まない子」は確実に1冊の本も読まなくなってしまうでしょうね…。

 

家庭科もいらんかな…興味ゼロでしたわー。

だから今もダメダメ主婦なんですけどね!(←あかん)

 

数日前から、体調を崩しております。

みなさまのブログに伺うペースが、しばらく落ちるかもしれません。

どうかご容赦くださいませ。