「はてな」のおかげで一個かしこくなった!

みなさま、こんばんは。

 

月日が経つのは本当に早いもので、私が「はてな」を始めてから、もうすぐ3年になろうとしています。

 

・・・今。

 

「3年もやってるのに、成長のないヤツやなあ。」

 

って思った人。

 

奇遇ですね。

 

同感です!

 

お揃いですね♡♡♡

 

 

だから、わざわざ口に出して言わなくていいんですよ?

みーんなそう思ってるんですから。

わかった?(←謎のプレッシャー)

 

 

 さてさて今日は、そんな成長のない私が、「はてな」でちょっとだけ賢くなったってお話。

 

数年前のクリスマス。

フランス人の友人・レティシアが送ってくれたギフトの中に、こんなかわいいものが入っていました。

 

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「なんだろうな???」と思いつつ、聞くのもめんどくさくて(←英語・フランス語の壁は厚くて高い)、わからないまま書棚に飾っていました。

こんな感じ。

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そうしたら先日。

見つけてしまったのです。marcoさんのブログで。

 

garadanikki.hatenablog.com

garadanikki.hatenablog.com

 

最初は「磁石」かと思いました。

でもよくよく見ると、デザインは違っていても、見るからにおんなじテイスト、

 

「なるほど、これは「フェーブ」というものだったのか!」

 

とあらためて自分の本棚をまじまじと見つめました。

 

数年越しで、突如、思いもかけない方角から解けた謎。

しかも大好きなmarcoさんと敬愛するセネシオさまのお二方が収集されているものと聞いて(←marcoさんのブログのコメント欄まで読んでね!)、俄然興味が湧いた私はさっそく検索してみました。

「フェーブ」って。

 

そしたら。

大阪に専門店があるというではありませんか。

 

なんという偶然。

 

で、お出かけしてきました。

大阪・天満のフェーブ専門店「なつじかん」。

www.natsujikan.jp

 

ところで大阪人というのは、実は「テリトリーの生き物」で、たいていの場合、「キタ(梅田界隈)」か「ミナミ(難波界隈)」のどちらかを自分のテリトリーにして棲息しています。

私の場合、典型的な「キタ」人間。

 

平素の行動範囲は梅田から北の御堂筋沿線と阪急沿線とに限定されていますので、この「天満」界隈はほとんど未知の世界。

もとよりの方向音痴をこの日もしっかり発動して、駅から激近なお店なのに、がっつり迷子になりました。

 

方向音痴のくせに、道中、

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お店の前にあったこんなロバさんに、「まあ、かわいい♡」とか、

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店先のこんな「巣箱」 に気を取られるものだから、迷う、迷う!

お目当てのお店にちっともたどり着けなくて、へろへろになりました。

こんなことでは東京からのお客様がいらしても絶対ご案内できないだろうなあ・・・。

もう一度行けと言われても、行ける気がしない。

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天満橋駅周辺。

平坦な道が多い大阪市内にはめずらしく、ゆったりとした勾配が特徴的な街です。

さすが谷町線界隈。昔は谷があったことがしのばれます。

 

で、「淡路町」にあるはずのお店を探して、「大手通」やら「釣鐘町」やらをさんざんウロウロしてやっと見つけました!「なつじかん」

 

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小さくてかわいいフェーブのように、お店も小さくてかわいいです。

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なるほど、なるほど。
「フェーブ」ってお守りでもあるのですね。

こうして見ると、小さいカエルのお守りなんかをお財布に入れたりする日本人の好みに、すっごく合うんじゃないかしら。フェーブって。

ハロウィンの次の流行りは「公現祭」かなあ。

 

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お店の外からもガラス越しにフェーブをじっくり観察できます。

小さい!かわいい!

入店前からテンション上がりまくり!

 

小さなお店の中には、お客さんがいっぱいで、すれ違うこともできないくらい。

でも他のお客さんが引き上げたあと、お店の人は写真撮影を快く許可してくださいました。

 

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なのに写真が下手。とほほ。

 

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どれもほんとにかわいくて、ひとつ買っていこうと思うのだけれど、この中のひとつなんて選べない!

ほんとはこのお店ごとほしい!(←強欲)

 

悩みに悩んで、やっと購入したのがこちらのフェーブ。

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「カエルの王さま」

一番人気なんですって。わかります。私も大好き。

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それから「テントウムシ

幸運を運んできてくれるかな。

 

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こちらは「日本風」フェーブ。

次のクリスマス、レティへのギフトに同封しようと計画中です。

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こちらはフクロウ好きな娘へ。

 

この日の夜、さっそくレティに「フェーブ専門店」を見つけたよ~とメールしましたら、今日の未明に返信がありました。

彼女によれば、あちらでは1月になると街のベーカリーでフェーブを販売するので、フェーブだけを扱うお店はないんだとか。

メールには今年の公現祭の写真が添付されていました。

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ケーキがおいしそう・・・(←フェーブそっちのけ。)

 

日本にも年末年始にはいろんな行事がありますが、どこの国のどんな地域にも、やはりその土地ならではの習慣や伝統があるんだなあとしみじみしました。

 

はてな」を知らなければ、そしてmarcoさんがいなければ、私が「フェーブ」について知る日は永遠に来なかったかもしれません。

友人が送ってくれたギフトの意味を知ることも。

フェーブの奥深い世界を教えてくださったmarcoさんとセネシオさまには心から感謝しています。

いつか大阪のこの小さなお店に、私の大好きなお二方が収集の旅にいらしてくださいますように。

 

あ、ちなみにこの「なつじかん」、近々天満橋駅にさらに近いビルにお引越しするそうですので、来店の際には住所のご確認を。

 

ところで、marcoさんも私も大好きな小説「みをつくし料理帖」はこの天満橋付近でラストシーンを迎えます。

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次回は、marcoさんとみなさまに、現在の天満橋をご紹介したいと思います。(気が向いたらねー。)