ひとめぼれ

ある日のこと。

本屋さんでひとめぼれしたのです。

 

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この本の表紙のバッグに。

でも、「いいなあ、すてき!」と思った本を片っ端から買い込んでいては、我が家の床は早晩傾き始めることになってしまうので、購入はあきらめて、図書館に予約を入れました。

 

そこから数か月。

やっと順番が巡ってきました。(←人気の本だったみたい)

 

正直、もう予約を入れてたことすら忘れてましたけど、

でも見直してみればやっぱり素敵。

 

空き時間にちょこちょことお裁縫をして、やっと完成しました。

 

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なにが自慢って、余り布を使ったので、材料費がゼロ♡

小さめのバッグに見えますが、底部分が正方形、マチ部分も広めなので、収納力も意外と高め。

 

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ね?

横から見ると、結構たくさんモノが入りそうです。

 

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ファスナーの開口部はめずらしく縦に走ってます。作っていてちょっと混乱しました。

 

お裁縫や編み物に関する本って、購入するときにいつも悩みます。

だって作ってみたいのは、掲載作品のうちのひとつかふたつだけなんですもの。

ケチくさい、貧乏くさいと思いつつ、そういう時はやっぱり図書館が便利です。

作り終わったら返却すればいいので、本が増えずに済みますしね…。

 

ずっとばたばたしていたので、何かを手作りする余裕もありませんでしたが、

久しぶりにミシンを踏んでいたら、少し心が落ち着きました。

 

ついでにSさまのブログで素敵なブックマークを見かけたので、それも。

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 刺繍糸で編んだブックマーク。

白糸を切らしていたので、花びら部分はレース糸です。

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使用したところ。

 

・・・ほんとを言うと、私は栞もブックマークも使いません。

キレイな栞なんかを見ると、ついつい買ってしまうのですが、まともに使いこなせず、いつも失くしてしまいます。

 

このお花のブックマークも、近いうちにどこかに行ってしまうんだろうなあと思います。ほほ。

 

 

まだまだ落ち着かない毎日が続いております。

なかなか更新もできませんし、思うように「はてな」に時間を割くこともできません。

いつもスターやコメントをいただくみなさま、新たに読者登録してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

明日は早朝から出かける予定なので、今日はお返事できないかもしれません。

明日の帰宅後に、必ず。

 

今年もお盆休みが始まりましたね。

みなさまとって楽しい休暇になりますように。

 

 

 

 

 

 

「特別な配慮」という美しい言葉の裏側

昔むかしのお話しになりますが、私が子どもの頃のこと。

 

小学校高学年のある日のことでした。

授業中、同級生のS君が、前の席の女の子の髪を

ハサミでちょきん!

と切ってしまったことがありました。

突然のできごとに、髪を切られた女の子は茫然自失、担任の先生は沸騰したお湯のごとく怒り狂い、教室内は騒然としました。

 

今でも、その日の風景が鮮明に思い出されます。

先生に叱られているS君が、どうにも困ったような淡い笑顔をうっすらと顔にはりつけて立っている姿。

笑っていたのは、きっと叱られて泣き出しそうなのを気取られまいとする、精一杯の虚勢だったのだと思います。

ふてくされているようには見えませんでした。

むしろ、自分でもどうしてそんなことをしてしまったのかさっぱりわけがわからない、とでも言いたげな、困惑しきった表情でした。

 

学業のふるわない、落ち着きのない子でした。

想像ですが、きっと授業についていけず、退屈のあまり机の上でハサミをもて遊んでいたのでしょう。目に入ったものがたまたま前の席の女子児童の髪の毛だっただけで、切るものはなんでもよかったのではないかと思います。

 

今の時代なら、きっといろんな名前がつくのでしょう。

学習障害とか、発達障害とか。あれこれ。

でも、当時はそんな名前は誰も知らなかったし、意識の端に登ることもありませんでした。

S君は、髪を切られた女の子の許しを得ましたが、まわりから同情されるほどの厳しい叱責を受けました。

 

けれども今になって思えば、先生が同級生の前でS君をギチギチに叱りつけたことは、彼を守る意味合いもあったのかもしれません。

先生があまりにも簡単に彼を許してしまっては、髪を切られた子に同情する女の子たちの非難は、その後もずっと彼について回ったことでしょう。

誰にも否定できない正義をふりかざして誰かを追い詰めるのは、「集団になった」幼い女の子たちの常套手段ですものね。だから、

「あれだけ叱られたんだしね・・・」

というクラス内の共通の認識は、そんな集団的非難の発生を予防し、結果としてS君のそれからの学校生活を穏当なものにしたのではないかと思います。

 

で、翻って、現在の学校の中を見てみますと。

 

S君のような児童がいっぱい。

 

気に入らないことがあると、教室内でも廊下でも大の字に寝そべって、絶対に動かない、くらいならかわいいもので。

 

教室から出て行ってしまう

学校からもいつの間にか消えてしまう

徒歩7分の登校中にいなくなる

授業にまったく、全然、さっぱりついていけない

授業を妨害する

同級生・先生に「かなりな」暴力をふるう

暴力をとがめられると、他の児童の持ち物を破壊する・窓から放り投げる

家庭科室から刃物を持ち出し、同級生を刺す(←幸い軽症だったもよう)

 

というようなことが、散発的に発生しております。

念のため申し上げておきますが、上記の例はひとりのお子さんのことではありません。過去、約10年の間に見聞きした例であって、全部違うお子さんです。ひとつの学校の同じ学年にこんな問題行動を起こすお子さんが、同時にかたまって存在するわけでもありません。

ただ、どの学校、どの学年にも「決定的に学業に向かないお子さん」は必ず複数いる印象は受けます。

 

こういった問題行動が、発達障害によるものなのか、それとも養育・家庭環境によるものなのか、それは誰にもわかりません。わかっていたとしても公表もカミングアウトもされません。

なので、そのようなお子さんたちは、たいていの場合、十把一絡げに「特別な配慮を必要とする児童」という名称でカテゴライズされて、学校生活の中で

「ちょっと”しんどい”」

と言われていたりするのを見聞きします。

 

「ああ、あのちょっとしんどい子ね」

とか

「あの子はちょっとしんどいからね」

 

なんて感じ。(注:”しんどい”という言葉を使うのは大阪だけかも)

指導をする教師にとって「しんどい」一面と、学校生活についていくのが生徒にとって「しんどい」一面と、その両方を包括する・表現する言葉として「しんどい」というのは、いいか悪いかを抜きにして、非常に的を射た、わかりやすい言葉だろうという感じはします。

 

仮に、誰が見ても明確な知的障害などがある場合なら、校内の特別支援学級などで勉強をすることになるのですが、知的な遅れが見当たらない場合、普通学級で一日を過ごすことになるので、担任の先生の負担は重いものとなります。

また、「特別な配慮」というものが何を指しているのかが曖昧であるために、

 

「きつく叱れない」

「そもそも忙しくてかまいきれない」

 

ことが常態化し、

 

「あの子はしょうがない」

「最悪、他に迷惑をかけるのでなければ、みんなと同じようにできなくても仕方がない」

 

という状態が続いた結果、連日遅刻の上、教室にも入らず授業も受けず、校内をただウロウロと歩き回っているのを見とがめられても、

 

「俺はええねん。」

 

と堂々と言ってのける児童が出現したりします。

読み聞かせのボランティアのあと、校内をうろつきまわっている児童に、

 

「授業始まってるよ?教室に行かなあかんやん」

 

と声をかけると、返ってくる返事は決まって、この

 

「俺はええねん」

 

です。

 

なにがいいんだろう?と不思議でしようがないのですが、この問題で学校側を責めたとしても、返ってくるのは「特別な配慮をしています」という言葉だけだろうと察しはつきます。

「特別な配慮」と聞けば、問題の多いお子さんに対して、格別な指導を行っているように感じるのですが、現状では、「特別な配慮」というのは、悪い意味での「特別扱い」に他ならず、それは指導するのが厄介な子どもたちを「ごまめ扱い」し「放置」しているに過ぎないといっても過言ではありません。(注:「ごまめ」とは、関西弁で「大目に見てもらえる子」の意。年下だったりハンディキャップがあったりして同じ遊びに交じるのが困難であっても特別に参加させてもらっている子のこと。

ちなみにもちろん例外もあります。熱心な指導をしている学校もあります。滅多にないけど。

 

少子化で子どもの数も少なくなっているのだから、一クラスの児童数を大幅に少なくするとか、全学級に副担任を置くなどの工夫があればいいのになーとずっと思っていたら、先日、近隣の小学校から、こんな話が舞い込みました。

 

「学習支援のサポーターとして学校で勤務してもらえませんか?」って。

 

仕事があるので、お引き受けするのは難しいと思って詳しい話しは聞きませんでしたが、仕事の中身は要するに、前述のような「しんどい」お子さんのそばで一日を過ごし、勉強のお手伝いをしたり、事故などを未然に防ぐように見守る、ということのようでした。

 

そのお話しを聞いて、私の胸には、いろんなことが去来しました。

 

まずひとつ目。

「これは前進であり、進歩であることにまちがいはない。」

 

これまで、教室で発生するありとあらゆることは担任の先生ひとりで処理しなくてはならず、結果として学級崩壊などの問題が発生してきたことを思えば、大人の手や目が増えることは、大いに歓迎すべきこと。

学習障害発達障害など、個人の努力ではどうしようもない問題があるとわかってきたのだから、そこに予算と人を配するようになったのは本当に喜ばしいことで、これでもっと落ち着いて学校生活を送れるようになる子どもたちも増えるだろうし、保護者の安心材料も増える、一方で先生方の負担は減る、まずは進歩だと思って歓迎したい。

 

でもふたつ目。

「あまりにも付け焼き刃すぎる。」

 

このサポーターになろうとする人の選考基準が甘すぎるのが気になる。

教員免許などの資格や免許は不要、採用面接も簡易なものって、それは要するに「誰でもいい」ってことなのでは。

そもそも時給が最低賃金とほぼ同額で、これでは優秀な人材を集めるなんてまず不可能。

要するに、「特別な配慮」を必要とする児童を、まじめに指導してもらおうというよりは、せめて「学校から出ていかないように」とか「怪我がないように」見張っててくれたらそれで十分、それ以上はなんにも期待していないと思われる。

 

 

「今のお仕事との両立はむずかしそうなので・・・」

とお断りをしながら、これだけ学校での問題が顕在化しているにもかかわらず、まだまだこの国では子どもの問題に税金と手間をかけることをしないんだなという思いと、それでも少しずつ動きだしているじゃないか、明日は、来年は、10年後は、きっともっと、ずっと、事態は好転しているはずだという思いとが交錯しました。

 

そもそも日本には「飛び級」制度がありません。

それは、10年にひとりの逸材が社会にもたらす恩恵を期待するより、ひとりひとりが最低限の貢献を社会に為すことを期待し、そのための教育システムを構築してきたということでもあります。

これまで、できのいい子、成績のいい子を放っておいても、極力「落ちこぼれ」を少なくすることに腐心する先生の方が多かったことからも、日本の教育の方向性がわかります。

であるならば、ここで、「特別な配慮を要する」とされる子どもたちを、指導が難しいからと言って実質放置しておくなんて、あっていいはずがありません。

直ちに効果が見込めるわけではありませんが、学校と教育にもっと予算を。そして人の手を。

次世代を担う子どもたちの教育の問題に「自己責任」という言葉ほど似合わないものはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとかならへんの?って思うこと。

みなさま、こんばんは。

 

毎日毎日暑くてうんざりしますね。

夏の暑さが大嫌いな私にとっては過酷な季節の到来です。

 

こんな風に蒸し暑さが続きますと、普段はなんとかやり過ごせていることにも、イライラが募ったりしませんか?

今日は私が最近、「なんとかならへんのっ?」ってキレ気味な事象についてのお話し。

 

1.掃除機のコード。

いきなりくだらなくて卑小な例で申し訳ありませんが、でも主婦にとりましては、ちっともくだらなくはないのです。掃除機のコード巻き取り問題。

これ。

f:id:mamichansan:20170703124548p:plain(←写真はネットからお借りしました。)

毎朝掃除機をかけ終わって、掃除機を片付けようと思ったら、かなりの高確率でコードの巻き取りが中途半端になります。

これって、ほんっとーに、イライラするんですよね。

いちいちまたコードを引き出して、巻き上げボタンを押して。

コードをきれいに拭いてあげるとマシになるって聞いて試してみましたが、さほど効果は感じられず…我が家の掃除機は古すぎるのでしょうか。

この頃はもう、きちんと巻き取ること自体をあきらめております。

 

「ちょろっと舌がはみ出てるワンコってかわいかったりするじゃない、このコードはワンコの舌だ!」

 

という謎の思い込みを発動させております。

・・・欺瞞とも言います。

 

 

2.スーパーのレジ袋。

またまたどうでもいい話しですけれど。

スーパーのレジ袋。あれって一発でスルっと開くこと、できます?

私ね、無理なんですよ…。

 

は?年だからだろうって?

 

・・・む。

 

そうなんですけどっ!

 

だからなるべくエコバッグを持ち歩いて、レジ袋をもらわないようにしてるんですが、やっぱりたまにもらうこともあるじゃないですか・・・。

そのたびに、なかなか開くことができなくて、荷物を詰めるサッカー台の前で、レジ袋を延々とシャワシャワモミモミしています。

サッカー台には濡れタオルなんかが常備されていますけれど、以前、若いママさんが、子どもさんの鼻水をあの濡れタオルで拭いているのを見てから、一切触れなくなりました。

だからって、自分の指をなめるとかもイヤじゃないですか。ねえ?

 

ちなみに関西ではおなじみ、「ライフ」っていうスーパーのレジ袋は、いつもとても簡単に「するり」と開くのです。快適です!どこのスーパーもおんなじ素材を使ってほしいと思う今日この頃です。

 

3.チューブ問題。

「日焼け止め」の画像検索結果

こんなの。

歯磨き粉、日焼け止めクリーム、ファンデーション、洗顔料・・・

こういうタイプの容器に入っていることが多いですけど、いつも最後に、

「あともうちょっと!」だけ中身が残ってしまう気が。

ハサミで切って中身を最後まで使い切りたいのですが、そうするとハサミが汚れるし、できたら最初から、容器の真ん中にファスナーでもついててくれたらいいのにな、っていつも思います。

 

4.小・中学校のクラス問題。

いつも思うのですけれど、日本の小・中学校って、クラスの縛りがきつすぎるんじゃないのかなって気がするのです。

1日6時間、ずーっとおんなじメンバーと、お勉強。

これってなかなかのストレスだと思います。

 

特にいじめなんかがある場合には。

 

小学校も高学年になると、算数の授業は習熟度に合わせて、従来のクラスとは別のクラスを編成して授業を行ったりしているのですから、いっそこのクラス編成を大幅に拡大してはどうかなと思うのです。

低学年では難しいかもしれませんが、高学年になれば、教室移動もさほど混乱するとは思えません。

音楽や体育は履修の順番をあえてずらしてクラスを作るとか、

算数だけでなく、国語や理科でも習熟度別にクラスを分けるとか。

 

いじめっ子と一緒にいなければいけない時間を、少しでも減らせれば、それで校内でひと息つけるお子さんもたくさんいるのではないかと思うのです。

その効果を思えば、クラス編成の煩雑さは、許容範囲ではないでしょうか?

 

それでもまだいじめの被害が甚大であるなら、

それこそ年度内のクラス替えだって、あっていいと思いませんか?

 

いじめを受けているお子さんが違うクラスに編入してもいいし、

いじめっ子が複数いるなら、そのお子さんたちをバラバラのクラスにばらけさせてもいい。

あの固定的な「クラス」というものの圧力が、今のいじめをより深刻なものにしている側面は絶対にあると思うのです。

それをもっとゆるやかに、変更可能なものとして運営していく。

 

いじめを受けているお子さんに、

「逃げてもいいよ」

「つらいなら学校に行かなくてもいいよ」

という言葉を投げかけるのは、私は「緊急避難的」なものだと考えています。

 

だって、教育を受けることは、そのお子さんの「権利」なのですもの。

被害者であるはずのお子さんが、その権利を放棄しなくてはいけない状態は、個人的に悔しくてなりません。

 

いじめとは、悲しいことになくならないし、これからも発生することでしょう。

道徳的教育だけで、子どもたちにいじめをしないように導くことは、とても難しい。

ならば、いじめが発生したときに、被害を受けている子どもたちに、それでもなんとか学校に通い続けさせるためにはどうすればいいのか、その方策をそろそろ本気で考えてもいい時期なのではないかと思うのです。

 

クラスの中で、たとえいじめを受けていたとしても、次の時間には別のクラスで授業を受けられる。

休み時間は教室移動で忙しくて、そもそもいじめっ子が誰かをかまっているヒマがない。

それでもつらい時には、いじめっ子と違うクラスに変わることができる。

 

どうしてみんなおんなじクラスでずっと一緒にいなくてはいけないのでしょう。

どうせおんなじ教科書で学ぶのですから、どの教室で勉強しても同じではありませんか。

年度初めに決められたクラスにこだわって、そこから一歩も動かさないというのは、大人の側の都合でしかないような気がします。

 

本音を言えば、あまりにもひどいいじめをする児童・生徒に関しては、出席停止などの処分も考えるべきだと思います。

もちろん、そんな子どもたちにも学ぶ権利はあるのですから、出席できなかった日数については、可能な限り補講などを行うべきでしょうけれど、それでも間に合わない場合、あえて留年させる制度があってもいいかと思います。

ほとんどのお子さんは留年よりも転校を選択するでしょう。

きついペナルティに感じられるかもしれませんが、被害者にだけ逃げることを推奨するのはフェアではないと思うのです。

 

長くなりました。

くどくどと、ついつい長いおしゃべりをしてしまうところが私の悪いクセです。

 

最近は、仕事が立て込んでいて、そのことで頭がいっぱい、

それなのに、うっかり引き受けてしまったPTAが意外とややこしくて疲労困憊の毎日です。

小学校や中学校のころならともかく、高校でのPTAがこんなに大真面目だなんて、想像もしませんでした・・・。

今も鳴りやまない連絡のLINE・・・悪夢です。そして恐怖です。

 

心の底から、

 

そんなのどうでもいいんだー!!!

 

と、叫びたい・・・。

どうってことない普通の公立高校なのにぃ・・・。

 

なんでいちいち親が出ていかなきゃならないのよっ!

子どもたちにやらせたらいいじゃないのー!もう高校生なんだからっ!

 

と言えたらどれだけいいか…(←今、一番「なんとかならへんの?」と思っている問題。とほほ。)

 

 

はてな」にもなかなか顔を出せなくなって随分経ちました。

心配してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

私も、「しばらく更新・ブログめぐりができません」って記事を出そうかなーとは思ったんですよ?

でも、そんなのを書いて、みなさまから

 

 

別に待ってねーし!

自意識過剰なんじゃないのー?

 

 

ぺっぺっ。

 

 

って思われたら、ちょっとショックじゃないですかー。

 

なので、すっかりご無沙汰をしてしまいました。

 

今の調子だと、まだまだ「はてな」に完全に戻ることはできそうにないのですが、

不定期で、ふらふら現れるかもしれません。

 

できましたら、どうかその折は、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾロリだけじゃない。絵本を卒業するお子さんにオススメしたい児童書3選。

みなさま、こんばんは。

 

先日は赤ちゃん絵本「もこもこもこ」の紹介記事にお付き合いくださってありがとうございました。

どんな赤ちゃんにも喜んでもらえる赤ちゃん絵本。

「もこもこもこ」を一度手に取れば、どんな絵本が赤ちゃんの心にフィットするのか、わかるようになるのですが、難しいのはその先。

最初は一様に本が大好きだった赤ちゃんも、そのうち本好きなお子さんと、本嫌いなお子さんとに分かれていきます。

なので、今日お話ししたいのは、絵本ではなく児童書のお話し。

 

いきなり自分でつけたタイトルを全否定するようですけれど、

私自身は、「絵本を卒業する」必要ってないと思っています。

大人が読んでもはっとさせられたり、感動したり、最近の絵本はものすごいパワーを持っていますから。

 

ただ、子どもたちが小学校で必ず遭遇する「図書の時間」ってやつね、

あの時間で、子どもたちは先生から、

「今日は絵本以外の本を選びましょう」

なんて指示を受けたりするのです。

「図書」の時間は「国語」の授業の一環ですから、いつもいつも自分が読みたい本を自由に選ぶというわけにはいきません。

なので、本が苦手、というお子さんでも絵本ばかりではなく、多少ボリュームのある本を読まなくてはならない時期がやってきます。

 

で、読書が苦手なお子さんが、かなりの高確率で手に取る児童書というのが、これ。

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そう、言わずと知れた「かいけつゾロリ」シリーズ。

原ゆたか氏作、30年もの長きにわたって子どもたちの心をわしづかみにしてきた大ヒットシリーズです。

なんと既刊約60巻・・・それが小学校の図書室には2セットとか3セットとか置いてありますので、かなりのボリューム。

 

ただ、このゾロリシリーズですね・・・作者・原ゆたか氏のポリシーで、そのお値段が「子どもたちがお小遣いで買える価格帯」に抑えられているせいでしょうか、装丁が甘くて壊れる壊れる・・・図書ボランティアは本の補修も行うのですが、明けても暮れてもゾロリの補修に追われる日々。

落丁したページをカウンターの上に置かれていても、既刊60冊×3セットですよ?

どの本の落丁分かを調べるだけでもすんごい手間!(←小学校図書館あるある)

ゾロリがすごい本だということは、もうよーく、よーーーくわかっているのでゾロリは別格!殿堂入り!

 

ということで、今回は小学校に入学前、あるいは小学校低学年のお子さん向けに、オススメの児童書を「ゾロリ以外」で選んでみました。

 

1.「おばけマンション」シリーズ

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むらいかよ著 ポプラ社 既刊42巻。

 

おばけの国からやってきたお姫様、モモちゃん。泣き虫ルイくんはモモちゃんに応援されてどんどん強くたくましくなっていきます。

ゾロリシリーズが好きなお子さんならきっとハマること間違いなし。

飽きさせないスピード感、魅力的な登場人物、それから笑える要素が満載。

せっかく買ったのに・・・の「ハズレ」感は絶対にありません。

絵柄的に女の子向けの傾向が強いように見えますが、男の子でも喜んで読んでくれると思います。

 

2.ほねほねザウルスシリーズ

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ぐるーぷアンモナイツ著 岩崎書店 既刊17巻。

 

もともとは「カバヤ食品」から発売されているお菓子のおまけ、食玩のキャラクターだった「ほねほねザウルス」。それがお菓子の世界を飛び出して楽しい本になったシリーズ。

作中、迷路やクイズなども盛りだくさんで、男の子の間での人気は絶大かつ圧倒的です。

ゾロリを越えるか?!・・・目下、個人的に興味津々な問題です。

 

3.おしりたんていシリーズ

トロル著 ポプラ社 既刊4巻。

 

この本については、なにかを語る必要はない感じ。

「おしり」・・・この言葉が子どもたちを引き寄せる強さには、もはや呆れかえるほど。

これに勝とうと思ったら、あとは「うんこ!」しかないと思う・・・実際「うんこ!」って絵本も人気です。(お食事中の方、ごめんなさい。)

とにもかくにも「おしりたんてい」の人気は凄まじいものがあります。

子どもたちはいつもこの本の周りで大騒動。

だまされたと思ってぜひ。

・・・ま、大人でも「おしり」の好きな人はいますものね、誰とはいいませんけれど。ほほ。

ちなみに、「おしりたんてい」には絵本のシリーズもあります(既刊5巻)。もちろんそちらも大人気。

 

今回は本があまり好きではない小さいお子さん向けの本を選んでみました。

図書の時間に、

「なにを読んでいいかわからなくて」

図書室の中を、ただうろうろと歩き回って時間が過ぎ、借りたい本を見つけられずに先生に叱られているお子さんをたまに見かけます。

そんなお子さんにこそ、楽しく読める本を提示することが大事なのではないかな、と思います。(小学校で選書を担当する先生方にはぜひぜひその辺りを考えていただきたいな。宮沢賢治とか、椋鳩十ばっかり買うのはやめてほしいのです…いくら教科書に載っているからって、毎年1ミリたりとも動いてないからね…?)

 

ゾロリもそうですが、シリーズものの本が有用なのは、子どもたちが「この本ならきっとおもしろいはず」と安心して手に取ってくれるからでもあります。

 

本って、なんだか難しそう、退屈そう、というイメージを払拭するためにも、読書の入り口は楽しい方がいいような。

 

お誕生日のプレゼントや、入学祝いにも最適です。

 

おもちゃのギフトに飽きたらぜひ本のプレゼントも。

オススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

出産祝いに最適!絵本「もこもこもこ」の威力。

最近、本屋さんや図書館に行くと、当たり前のように

「赤ちゃんのための本」

ってコーナーを見かけます。

 

それを見ると、時代も変わったなーってしみじみしちゃいます。

私が子育て真っ最中だったころは、赤ちゃん用の絵本が出回り始めたばかりのころで、まだ一般的とは言えない時期でした。

 

かくいう私も、赤ちゃん用の絵本なんて、まったく知りませんでしたし、妊娠中にそろえたベビーグッズの中にも、もちろん絵本は入っていませんでした。

 

そんな私が赤ちゃん用の絵本に出会ったのは、娘が生後2か月のころ。

学生時代の友人が出産祝いにと、赤ちゃん用の絵本を大量に送ってくれたのがきっかけでした。

 

今でもそのラインナップは忘れられません。

 

「もこもこもこ」

「いないいないばあ」

「くだもの」

「かおかおどんなかお」

ブルーナの0歳からの本」

「おててがでたよ」

 

正直に言うと、友人からのギフトが届いたときには、

「赤ちゃんに絵本?早すぎでは?」

と思いました。

だって、娘はまだ目が開いたばかり。確かに新生児のころよりは、1点を見つめることができているような感じではありましたが、絵本を見て何かを理解できるとはまったく思えませんでした。

そのころの娘は赤ちゃん用のおもちゃに対しても反応が薄く、たとえばガラガラを振って見せても、オルゴールつき赤ちゃんメリーを使ってみても、

 

「ふーん。・・・で?」

とか、

「へえ・・・だから?」

 

といった調子で、強い執着を見せるのはおっぱいに対してだけ・・・

とても絵本に興味を持つとは考えられませんでした。

でも。

半信半疑のまま、ある絵本を見せたとき、娘の反応に劇的な変化があったのです。

 

それが、谷川俊太郎作、「もこもこもこ」。

「谷川俊太郎 もこもこもこ」の画像検索結果

この絵本を見たとき、娘はそれまでとは全く違う反応を見せました。

 

「ふが!?」・・・「なにそれっ!?」

「んんんが!」・・・「こっちに貸して!」

「ふむ、ふむむー!?」・・・「めくって!次!どうなってんのー?!」

 

日本語どころか、ちゃんとした言語でもないのに、それでもこんなに明瞭に娘の言いたいことが伝わって来るなんてって、すっごく驚いたことを覚えています。なにより、娘が「夢中になって」「興奮している」ってことがよーくわかりました。まだ寝返りどころか、首も座っていないのに、なんとか絵本の方ににじり寄ろうとするのですもの、本当にびっくりしました。

特にお気に入りだったのはこのページ。

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この赤い「点」が気になるのか、ひたすらホジホジとひっかいていました。

今でも本を傾けると、娘の爪のあとがうっすらと残っているのを見ることができます。

 

以来私も、出産祝いを贈る時には、いつもこの絵本を添えることにしています。

受け取った友人たちも最初は私と同じように一様に、

 

「え、絵本・・・?へえええ・・・あ、ありがとうね・・・。」

 

って微妙な反応を示すのですが、3か月後にはかならず電話をかけてきて、

 

「マミー、あの絵本からは一体なにが出てるの?!」

 

とか、

 

「ねね、あの絵本みたいな本、他にも知らない?」

 

なんて言ってくるので、この「もこもこもこ」が赤ちゃんに与える影響というのは、きっとどの赤ちゃんにも共通なんだろうと思います。

 

また、どのお子さんも小学校の1年生くらいまでは喜んで見ていますから(実際小学校の図書室にも普通に置いてあります)、とても寿命の長い、コスパのいい絵本と言えると思います。

もしもこれから赤ちゃんをお迎えするご家庭や、出産祝いを贈る機会がありましたら、この絵本をぜひぜひオススメします。数ある赤ちゃん絵本の中でも別格の1冊です。

 

最近では、ブロ友の「トーコさん」が出産祝いに悩んでいらしたので、この絵本を薦めてみました。

トーコさんのお友だちの赤ちゃんも、きっとこの絵本が大好きになることでしょう。

 

 

おまけ。

 

赤ちゃんが喜ぶ絵本には、いくつかの特徴があります。

赤ちゃん用に絵本を選ぶ際には、その特徴に留意することをオススメします。

 

1.カラフルであること。

赤ちゃんはまだ目の機能が十分に発達していませんから、微妙な色合いの区別はつきません。ですからパステルカラーの淡いトーンが延々と続く絵本にはあまり興味を示しません。原色の、くっきりした色合いの絵本が赤ちゃんには最適です。

2.形が明瞭であること。

形がぼんやりとしていて、ほとんど変わらない絵本は赤ちゃんにアピールしにくいことがあります。四角、三角、丸、どの形もはっきりわかりやすい絵本の方が、赤ちゃんには見えやすく、飛びつくように喜んでくれます。

3.文字の有無は関係ない。

赤ちゃんはまだ文字の認識ができませんから、文字のあるなしは関係がありません。

絵を覆うほどたくさん字が書いてある絵本は、赤ちゃんには不向きです。

シンプルな言葉が少しだけ、の絵本を選びましょう。(読むのも楽ですしね…)

 

もうひとつおまけ。

 

最近、私が大・大・大好きなブロ友さん、トーコさんのブログはこちら。

 


トーコさんのブログを読むと、こんなにも素直でかわいらしいお嬢さんが今の世にもいるんだなあ、としみじみ感動してしまいます。

聡明でありつつ、同時に素直で愛らしい。

 

こんなかわいい人と、お友だちになれるなんて(←私が一方的にお友だち認定しているわけですが)、やっぱり「はてなって素敵♡」と毎日とっても幸せです。

 

 

 

 

 

 

 

 

マミー姫の引っ越し

先日。

 

マミー姫がちょっと窮屈そうに見えました。

こんな感じ。

 

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ね?

こんなに大きくなって・・・感無量。

 

で、とうとうマミー姫を植え替えてあげなくては!という気持ちになったのですが、なにしろ私は植物とは相性が悪く、クラスで私の「へちま」だけ芽が出ない、なんて小学生時代に始まって、大人になってからも「ミント」ですら枯らせた(←ありえないことらしいですよ・・・)前科もあり、マミー姫を別の鉢に移し替えるなんて、そんな高度なこと、としり込みしていました。

 

でもいつまでもぐずぐずしてても仕方がない!植え替えます!

 

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土を用意しました。

マミー姫、ちっちゃいのに・・・こんなにたくさん要らないのに。これしか見つからなかったんだもの・・・。

 

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鉢底石なるものを入れました。

こ、これでいいの?多すぎ?少なすぎ?

誰もいないキッチンでひとりブツブツ言いながらの作業。(←ひとりでもうるさい。)

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サボテン用の土。

なんだかボソボソした土だなあという印象。

こんな栄養のなさそうな土でいいんだろうか・・・(←この過保護さが、私が植物を枯らせてきた原因かも)

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鉢からマミー姫を出す・・・ここですでに、大パニック!

 

きゃあ、マミー姫が横倒しに!

い、いいの?これでいいの?大丈夫なん?!

これ、人間で言ったら、ものすっごいスプラッタな状態なんじゃないのー?!

 

と、大騒ぎ。(←うるさい)

 

ひたすら慌てまくり、あわあわあわわわわ・・・と気持ちも急きまくり。

必死で土を詰めてマミー姫を新しい鉢に移し替えました。

 

ネットでやり方を検索すると、植え替えた日はティシューをかぶせて直射日光を避けると書いてあったので、

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こんな感じになりました。(←へとへと&ぐったり)

これが1か月ほど前。(4月17日)

 

今日のマミー姫はどんな感じかなー。

 

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別々の鉢に移し替えたので、ちょっとのびのびして見えます。

移し替えてから大きくなったかは・・・ちょっとわかりません・・・。

できたら、「ジャックと豆の木」の絵本のように、空をつくほど大きくなってほしい!と秘かに思っています。

 

 

さてさて、今日でGWもおしまいですね。

みなさま、有意義な連休をお過ごしになったことと思います。

 

は?私ですか?

 

・・・寝込んでましたよ。ってか今もちょっと寝込んでます。とほほ。

 毎年この時期は体調が悪く寝込むのが通例ですが、今年のGW前半は寝込むほどではなかったので、例年よりはマシな連休だったかなあと思います。

みなさまの楽しそうなお出かけ記事を見て、いいなあ、とうらやんでいたことは内緒。

 

PCの前に長居することができなくて、なかなかみなさまのところにコメントなどできませんが、読むことだけはしています。

 

明日からは生活を平常運転に戻すことに全力を尽くしたいと思いますので、「はてな」にどれほどいられるかはわかりませんが、みなさまのところにもぼちぼちとお邪魔したいと思います。

その時はどうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

行きはよいよい、京都からの帰り道

京都に「戦国時代展」を見に行った日のこと。

 

私にしてはめずらしく、お食事の写真を撮りました!

 

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お昼ごはん。

茹でたおうどんをたれにつけていただく「つけうどん」。

最近はラーメンだけでなく、おうどんにも「つけ麺」があるんですね。初めて食べました。

おにぎりつき。

・・・炭水化物の過剰摂取の見本です。

 

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こちらは母が頼んだ梅うどん。

ひとくちいただきましたが、出汁の味がすごく濃厚でおいしかったです。

その昔、こんなおうどんを、東京からやってきた同期の社員と食べたことを思い出します。

彼はよく、こういう関西風のおうどんを

 

「味がない。」

 

と言って、我々の感情を逆なでし、

 

「味覚ないん!?」

「舌、おかしいんとちゃう!?」

 

と総攻撃を受けてましたっけ。

 

元気かなー。

下手したら、もう、薄毛に悩んでる頃かもしれないなー。

ま、別に会いたくないけど。ほほ。

 

 

しつこいようですが、京都というのは大阪からは約1時間。

おまけに交通費はと言えば、ひとり往復800円!

その気安さのせいでしょうか、

 

「せっかく京都まで来たのだから」

 

という感覚にはなかなかなれません。

なので、お食事にしても、

「どっかで適当に・・・」

となりがちで、この日も多すぎる観光客を避けるために、オフィスビルの地下で昼食となりました。

 

でも、京都に住む知人たちが口をそろえて言うには、

 

「京都には大阪よりもおいしいお店がたくさんある。普通のお店が安くておいしい。観光客向けの有名なお店になんか行く必要ない。高いだけだから。」

 

だそうですよ?

 

確かにこの日の昼食のおうどんも、とってもおいしかったです。

 

でも、土地勘のない京都で夕食をとれるお店を探してうろうろするのは、さすがに疲れそうですし、母の、

 

「阪急百貨店で食べた麻婆豆腐がおいしかった!あれがまた食べたい!」

 

という希望もあって、夜ごはんは大阪に戻って食べることにしました。

 

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右に見えているのが阪急百貨店1階入り口。

左が阪急32番街です。

大阪人にとっては見慣れた、どうということもない風景。

でも、一定の年齢層には、何回訪れても違和感のある景色でもあります。

なぜかというと、改装前の方が、2012年に完成した現在の姿より、ずっと味わいのある場所だったから。

 

「旧梅田コンコース」の画像検索結果

昔はこんな感じだったのです。(写真はネットからお借りしました。)

大きなステンドグラスが阪急梅田の象徴、クリスマスなんかのムードにもぴったり、私個人の梅田に関する思い出も、ほとんどすべてがこの風景と共にあります。

 

母に連れられて百貨店に行った日、

映画館へもこの通路を抜けていきましたっけ。

友だちと初めて、子どもだけで梅田を訪れた日、そのわくわく感、

大学の合格発表の帰りに、紀伊國屋に行って読みたかった本を買ったこと、

それからもちろんデート。

バレンタインデーのチョコレートを買いに来た日も。

成人式の後も、振袖姿でこのコンコースを歩いたものでした。

 

今は確かにキレイに明るくなりましたが、

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こんな「ぺろーん」とあっさりした駅、以前の阪急駅と比べたら、その物語性は月とスッポン、ロマンもへったくれもないんだもの。

最初に見たときは、それはもうショックでショックで。

元通りに戻してほしい大阪の風景、堂々の第1位です。

 

と、まあ、この梅田コンコースの悪口を言い出したらきりがないので、さっさと阪急うめだ本店、その店内に入ることにします。

 

うめだ阪急で最も有名なのはやっぱり10階「うめだスーク」。

百貨店の催事場のようなスペースです。

こんな感じ。

 

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巨大なぬいぐるみの販売でもちょっと有名。

 

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きりんさん。

大きいの。

4~5メートルくらいありそう。

 

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なにもシマウマの横にライオンさんを配置しなくても・・・。

夜になって誰もいなくなったら、毎日追っかけっこしてそう。 

 

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生態系も繁殖地も一切の考慮無し!

でもとってもリアルでかわいいです。

ひとつくらい持って帰りたいのはやまやまですが、お値段はまったくかわいくないので、いつも見ているだけです。

 

催事場をひやかした後、12、13階のレストラン街に移動したのですが・・・

そこでショックなことが。

 

 

ない。

 

ないのです。

 

麻婆豆腐がおいしかったあの中華レストランが。

 

 

ひたすらウロウロとレストラン街を歩き回ったのですが、どうしても見つからない…。

 

仕方かなく、別の中華レストランに入りました。

 
予約していなかったので、カウンター席でしたが、窓からの景色が最高でした。

 

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ほら!

目の前がJR大阪駅

滑り台のような天井がよく見えました。

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視線を右に移すと、グランフロント大阪ヨドバシカメラが。

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正面は大丸うめだ店、真下に大阪駅バス乗り場。左側には丸ビルと阪神百貨店が見えます。

 

 

お料理もおいしかったです。

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母の大好物、海鮮焼きそば。麻婆豆腐はどうでもよくなった様子。

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私はなんだっけ、なんかのチャーハン。おいしかったです。

 

あと餃子とかも食べたような記憶が。

食べながら、母が言いました。

 

 

「あのおいしかった麻婆豆腐・・・阪神百貨店で食べたのかも。」

 

 

・・・そら見つかれへんわ。

 

京都に行った日に、なにも地元・大阪で迷わなくってもね。

なんだか締まりのない一日になりました。あーあ。

 

 

おまけ。

京都で撮った写真をちょっとだけ。

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素敵なアンティークのお店を発見。

 

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こんな色の車、最近はあんまり見かけませんね。

 

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ツバメが巣を作ってる店先。わかりずらいけど、ツバメのおちりがちらっと見えてます。

 

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ひとめ見て、かわいい!とテンションが上がった立体看板。

すごく好き。

 

 

びっくりするほどの行列ができていたチョコレート店。

 

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 こんなのや、

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こんなのが売ってるもよう。

でも、あまりにも長い行列に恐れをなして、店内に入ることもできずに帰ってきました。残念。

 

 

京都へのお散歩の回、これで終了です。

おつきあいいただいて、ありがとうございました。

 

最近、時間の都合がつかず、なかなかみなさまのところへ伺うことができません。

しばらく不義理が続きますこと、どうかご容赦ください。