一周回って新しい?本屋さんのカタチ
みなさま、こんばんは。
先日の記事で、中川洋典さんの「ミカちゃんのひだりて」という絵本を紹介させていただきました。
実はこの「ミカちゃん」、モデルさんがいるらしいのです。
しかもそのモデルとなった本物のミカちゃんは、中川さんと同じく絵本作家の「こしだミカ」さんなのですって。
こしだミカさんの作品の中で一番有名なのって、この本かなあ。
2013年の課題図書なので、どこの小学校にもあるんです。
でも、私のお気に入りは「ねぬ」。
マイノリティとして生きること。
自分らしく生きること。
それが意外とむずかしいことを、力強い絵とともに語る力作です。
で、先日、市内のある本屋さんでこしだミカさんの個人展をやってるという話を聞いたので出かけてきました。
住宅街の中、こじんまりとした佇まい。
一見しただけでは本屋さんとは思えない雰囲気です。
本屋さん?古本屋さん?雑貨屋さん?
とっても不思議な感じ。
「海月文庫」さん。
私が訪れた日には、こしだミカさん自ら本を売っていらっしゃいました。
びっくり。
作家さんもいろんな仕事をするんだな・・・。
壁には布地に描かれたエビ。
「布地だったら、長~く描いていられるでしょ、延々と。」
とこしださん。
どれだけ描くのが好きなんだろう、としみじみ。
こしだミカさん作、食器も。これは売り物。
なんかよくわかんない作品も・・・
おもしろいけど、家にあったら「ざわっ」としそう・・・。非売品でした。
お話ししていると、こしだミカさんって、
「ふわわーん、ほわわーん、ぽわわわわ~ん」
とした人でした。
私のようながさつな人間には一生かけても到達できない境地ではありますが、こんなふわふわした雰囲気の女性には限りない憧れを感じます。
それでこんな力強い絵を描ける才能があるんですものねえ・・・天は時に非情なほど不公平です。
もちろん、この日はこしだミカさんの絵本もたくさん販売してました。
私が購入したのはこの本。
「ほな また」
大阪弁で、「それじゃまたね」の意。
夜に訪れると月のマークがほんのりと浮かんで見えるのが「海月文庫」さんの目印。
しょっちゅういろんな作家さんが訪れて、直にお話をうかがえます。
私も長谷川義史さんにお目にかかってサインをもらったことも。
小さくてちょっと「胡散臭い」けれど(←失礼!)、作家さんと読者との距離をうんと縮めてくれる、不思議な空間がそこにはあります。
大阪メトロ「西中島南方」駅、もしくは阪急「南方」駅から徒歩10分、お近くにお寄りの際はぜひ。
話は変わりますけれど。
先の連休中、石川県に遊びに行ってまして・・・帰阪したらカゼをひいてしまいました。
たいしたことはありません。すぐによくなると思います。
で、今日、薬局に市販薬を買いに行って思ったのですが、カゼ薬っていーっぱい、色んなのがありますよねえ・・・。
私がよく購入する市販薬って、「ジキニン」なんですけど、
みなさまのオススメのカゼ薬って、ありますか?
これ、すっごく効くよ!とか、これを飲んだら一発でよくなるよ!とかの情報をお持ちでしたら、ぜひともお知らせいただきたく・・・どうぞよろしくお願いします!