苦手なお料理ってなんですか。

みなさま、こんばんは。

 

私の「主婦歴」もそれなりの年数になるのですが、「はてな」を始めてからというもの、

「主婦です。」

と言うのが苦痛になりました。

 

だってねえ。

はてな」の中にはお料理もお掃除もインテリアセンスも、まるでプロ並みの主婦がいっぱいじゃないですか?

みなさまって、一体、いつどうやって、そんなにすごい主婦になられたのかしらん。

結婚してからず~っとぼんやりし続けていた自分をちょっと反省する毎日です。

 

私の場合、やりたくない家事というのがいーっぱいあるんですが、

特に苦手なのが「大量の魚を料理すること」。

 

イワシとか、小アジとか。

 

主婦ですからね、一応。これでも。

イワシなんかを手で背開きにするくらいのことはするんですよ。

でもイワシとか小アジなどは数が要りますよね?

で、たくさんの小魚がまな板の上にずらっと並んでる状態が苦手なんですよ~。

 

「みんなこっち見てるー!」

 

って気分になって、ちょっとコワい。

 そんなことを言うと、

 

「なんだ、いい年をして!」

 

って言われるかもしれませんけれど、苦手なものは苦手なんですっ!

 

でも、食べるのは好きなんですよね・・・小魚。

で、先日、marcoさんのブログを見てたら、あまりにもおいしそうなアジの南蛮漬けを見つけて、

 

garadanikki.hatenablog.com

 

おいしそうだなあ、と思っていたら、そういう日に限って見つけてしまうんですよね、

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安売りのアジ。

これで100円。安っ!

 

これはもう「がんばって南蛮漬けを作りなさい!」という天からの啓示に違いない!と思って、久しぶりに作ってみることにしました。

 

まずはー。

新聞紙を用意します。

 

新聞紙?・・・うん、新聞紙。

 

小魚を料理する時って新聞紙が必須なんです。

頭や内蔵を処理したものを処分するのに最適なのが新聞紙。

2枚重ねにした新聞紙を折ってゴミ箱にするといい感じです。

多少の水分や匂いも気になりませんよ。

 

折りました。

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実はこのゴミ箱の折り方もmarcoさんに教えてもらったんですよー。

料理中に出たゴミをポイポイ入れられてめーっちゃ便利。オススメです。

 

ではでは料理していきます。

まずは冷蔵庫に常備してある野菜を適当に出して切っていきます。

人参からいきましょう。

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南蛮漬けですから、千切りですね。

実はこういう作業はキライではありません。

頭の中を空っぽにして、どんどん切っていきます。

人参、白ネギ、ピーマン、玉ねぎなどなど。唐辛子の輪切りも必須。

それを水、お酢、しょうゆ、砂糖のつけ汁に漬けます。

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すでにここで軽く失敗・・・

野菜と漬け汁だけでタッパーがいっぱいいっぱい・・・この上、アジが入る予定なのに・・・見積もりが甘い!

 

気を取り直してアジを捌きます。

ぜいごをそぎ落とし、エラと内臓を取ってお腹をさっと洗います。

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これ。

これが苦手。

なんかみんなこっち見てるー!

目が合ったー!

いやー!(←うるさい)

 

ここで気にし出すとキリがなくって、限りなく憂鬱になるので、なるべく心を無にして、作業を急ぎます。

アジに小麦粉をつけて、低めの温度で5分くらい、じっくりと揚げます。

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揚がったところ。

ここまで来ると、アジの目が見えなくなるので、ちょっと気が楽になります。(←どうでもいい)

漬け汁の入ったタッパーは小さすぎたので、大きめの容器にアジを入れてー、

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上から野菜と漬け汁をどばーっとかけて、作業はおしまい。

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、

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出来上がり。やれやれ。

 

魚が好きで、酢の物も好き、な母は大喜びでたくさん食べてくれたのですが、

夫と言えば、

 

「南蛮漬け?・・・給食メニューの中の一番の敵!」

 

と言って、ほとんど食べてくれませんでした。

なので夫には焼きそばをあてがっておきました。(←手抜き)

なんでも食べてくれる人なら作り甲斐もあるんだけどなー。

 

 

実はmarcoさんのブログから影響を受けたのは南蛮漬けだけではありません。

この本がおもしろいと聞けばさっそく読んでみたり、

この歌手がすごいと聞けばyoutubeで聞いてみたり。

コールスローサラダには砂糖、と聞けばその日の夕食にはコールスローサラダ。

 

毎日のように「marcoさんが言ってた!」「marcoさんのブログで見た!」と連発している私に、夫も、

 

「「先達はあらまほしきことなり」やな。」

 

と言っておいしくなったコールスローサラダを喜んでいます。

南蛮漬けも食べてほしいけど。

 

ふたり姉弟の姉として育った私はどちらといえばお節介で、子育ても過保護気味。

でも実は、小さい頃からお姉ちゃんとかお兄ちゃんがほしくてたまりませんでした。

もしも近所にmarcoさんがいたら、なんでもマネしたがって、鬱陶しがられたことでしょう。

だけどやっぱり、一度でいいのでmarcoさんのお料理してるところが見たいなあ、と思ってしまいます。

見たところで私のお料理が上手になるわけではないんですけどね・・・。あーあ。