料理下手だけど料亭の味に挑戦してみた。
みなさま、こんばんは。
先日、Jさまのブログを読んでいたら、とってもおいしそうなお料理が。
山芋の素麺なんですって。(Jさま、お写真拝借いたしました。問題があるようでしたら、すぐに削除いたします。事後報告ですみません。)
めっちゃおいしそう。
「山芋を素麺風」にするって、すごいアイデアだなあ、と大いに感心してしまいました。
山芋といえば、すりおろしてお好み焼きに入れたり、出汁でのばして温かいごはんにかけたり、というくらいのメニューしか思い浮かばなくて、これは一体どんな感じなんだろうと思って作ってみることにしました。
でもお料理下手な私。
Jさまも記事中で、
「山芋を素麺に見立てた一品(逸品)であるが、どうやったらあんなヌルヌルするものを、こんなに細く、同じ太さに揃える事が出来るのだろう」
とおっしゃっていますが、私も山芋を素麺のように切る自信がありません。
でも大丈夫。
私には文明の利器がある!
じゃーん。
そ。スライサー。めっちゃ便利!(←機械が苦手でも使える!)
まずはこのスライサーで、長芋(山芋は手に入りにくいので)を薄くスライスしていきます。
きれい。とっても。
長芋の断面ってこんなにキレイだったんだなー。とキッチンでしみじみと見入る私。
まるで薄いオーガンジーのようではありませんか。
こんな模様の入った真っ白なオーガンジーレースのカーテンがほしいなあ。うっとり。
なんてことをお料理中にあれこれ考えて脱線ばかりしているから、私はお料理が苦手なんですよ、きっと。
自分に向かって「集中、集中」と言い聞かせて、この薄切りの長芋を千切りしていきます。
どうしてもぬるぬる滑ってしまう食材なので、押さえる左手は少し軽めに。包丁を持つ右手はなるべく動かさずに、左手親指でそっと長芋を押し出しながら切っていきます。
ちょっと細すぎたかな・・・。
ま、いいや。素麺っていうくらいだから、細いに越したことはないでしょう、たぶん。
Jさまの記事では、山芋素麺がお豆腐の上に乗っていましたので、私もお豆腐を調達してきました。
でも、長芋って卵と相性がいい気がするので、卵豆腐にしてみました。
写真がボケボケだぞ・・・いいけど。粗が目立たないから。(←あかん)
でも、これだとなんだかちょっと寂しい気がする・・・ので、上に温泉卵をオン。(←こうして元ネタのお料理からはどんどんかけ離れたものになっていく)
卵豆腐についているだし醬油もイン。
なんか白っぽい。「寂しい」のも解消されていない。
ので、上に花かつおをトッピング。ついでに海苔も。
いいんじゃないでしょうか。おいしそうになりました。(元ネタのお料理とは全く別物になったことについてはスルーすることにする。←「あかん」人の典型)
素麺状の長芋の食感が楽しくて(シャリシャリしてます)、家族にも好評の一品になりました。
食べながら、「豆腐がなくてもおいしいのではないだろうか」と思ったので、後日、長芋だけでもやってみました。
こちらは長芋を細く切った後、卵黄と和えて、そこに白だし醬油を少し加えたもの。
個人的にはこちらの方が好きかも。
メインのおかずにはなりませんが、箸休めにいい感じです。
お箸で持ち上げると、確かに素麺のように見えなくも、ない・・・
スライサーさえあれば、家庭でも長芋の細切りができますよ~。
ところで、料亭といえば、いつも気になるのが、
「大根おろし」。
よく天ぷらの横とかについてくるじゃないですか。
きちんと水切りして、こんもりと盛り付けてあるやつね。
あれを見ると、いつも「丁寧な仕事だなあ」と思います。
大根おろしの水分が多すぎると天つゆの味も変わってしまいますものね。
でも、ある物を使えば、ご家庭でも一発で簡単に大根おろしの水切りができるんですよ。
じゃーん。(本日2回目)
そそそ。巻き簾。
これに大根おろしを乗っけて、
軽ーく絞れば、
出来上がり。簡単!
この大根おろしだと、
野菜の揚げびたしなんかも、最後まで天つゆの味が薄くならずに楽しめます。
でも最近、自分の作るごはんにちょっと飽きてきました。
私も料亭に行きたーいっ!