飯田さつきジャズライブ in 芦屋
みなさま、こんばんは。
この日曜日、私、久しぶりに神戸までお出かけしました。
実は同僚の親戚がジャズシンガーとしてご活躍だそうで、そのライブに誘われたのです。
ジャズ・・・
「詳しくないけど。てか、全然わかんないんだけど・・・」
と言いましたら、「私もわかってへんから大丈夫!」って返ってきましたので、のこのこと出かけてきました。
日曜日の夕方、阪急神戸線「芦屋川」。
「芦屋」と聞けば、関西人なら真っ先に、
「何着ていったらいいんかなー?」
と思います。要するにハイソでおしゃれな街です。(←大阪人でも気後れすることはあるのです。ほんとです。)
会場となるお店に着くまで、目に入るのはおしゃれなお店ばかり・・・本当はいっぱい写真を撮りたいところだったのですが、上司が一緒だったので無理でした。残念。
会場もすごくおしゃれだったんですよ。
ほら!ね?なんてカッコいいんでしょう。
写真はお店(芦屋Left Alone・芦屋市東山町)のホームページからお借りしました。いつもの通り写真がど下手なもので・・・でも夜の店内はあちらこちらで照明がきらめいていて、上の写真よりもずっと雰囲気がありました。来店なさるなら夜がオススメ!
で、で、で、意外なことにお料理が中華!ちょっとびっくり。
蒸し鶏がやわらかくっておいしかったなー。ジャズクラブと聞いていたのでお料理には全然期待していなかったので、うれしい誤算・・・さすがは「芦屋」・・・もっとお腹をペコペコにしてから行けばよかった・・・。
どなたかー!
マミーさんをデートに誘う時はこのお店にしてくださーい!!
・・・なんの話だっけ?
あ、そうそうジャズですよ、ジャズ!今日の目的はジャズ!
飯田さつきさんというのが、同僚の親戚の方で、実際に会ってみると写真で想像していたよりずっと小柄な方でした。
それなのに、歌い出すとものすごい声量!
その容貌から、かわいらしいお声を想像していたので、びっくりびっくり・・・パワフルでソウルフルな歌声でした。
普段はジャズと言えば、鈴木重子とかステイシー・ケントとか、ダイアナ・パントンなんかを中心に聞いているので、ああ、そうだ、こういうハスキーでガツンとくるジャズもあったよなあと、あらためてその奥深さに気づかされる思いでした。
特に低音がすばらしかったな・・・。
女性シンガーで低音を思いっきり歌える人って貴重だと思うんですよ・・・知らんけど。
彼女がオリジナル曲を歌っているのをYouTubeで見つけたので貼っておきます。
どこかで見かけたら、ぜひ応援してあげてくださいね。
飯田さつき『Like The Sunshine』 Major 1st Album「Old Fashioned」より
共演していた宮本貴奈さんも世界的に有名なピアニストで、とても素晴らしい演奏でした。
おまけにこの日は飛び入りゲストが。
この方。
急遽、予定外のソロ演奏も。
篠笛演奏なんて初めてでしたが、よかったですよ~。鳥肌ものでした。
やっぱりYouTubeに私が聞いたのと同じ曲がUPされていたので貼っときます。ピアノ演奏も同じく宮本貴奈さん。
狩野泰一 Yasukazu kano 『Amazing Grace』 篠笛
なんでこんなに感動するのかなあと不思議に思いつつ聞きました。
生の演奏だから。
ジャズに和楽器の響きが斬新だったから。
いろいろ理由はあると思いますが、
演奏された曲が「Amazing Grace」だったから。
というのが一番大きい理由だったような気がします。
どんな人生であれ、どんな苦しみであれ、人というものは折にふれて祈らずにはいられない生き物であることを、この曲はいつも思い出させてくれます。
思いを込めた数え切れない祈り。
その祈りの真摯さ、真剣さ。
誰かのために、あるいは自分のために、強く祈ったことがある人なら誰でも、この曲の旋律に、祈りの瞬間の心の動きを重ねてしまうのでしょう。
ライブが行われたのはちょうど7月7日、七夕の日。
私もこの曲を聞きながら、また誰かのために、その幸せのために祈りたくなりました。
文楽を見に行った時も思いましたけれど、やっぱり「生」のステージっていいですね。
ジャズでもクラシックでもいいので、またコンサートやライブに行きたいなあ。